フランソワ・オゾンの新ミューズは、ちょっと危険な『17歳』…2014年2月公開

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フランソワ・オゾン監督・最新作『17歳』 -(C) MANDARIN CINEMA - MARS FILMS -FRANCE 2. CINEMA - FOZ
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  • 『17歳』で妖艶な女子高生を演じた、マリーヌ・ヴァクト -(C) Getty Images
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『8人の女たち』『スイミング・プール』などで知られ、今週末10月19日(土)には『危険なプロット』の公開が控えるフランスの名匠フランソワ・オゾン。このほど、第66回カンヌ国際映画祭「コンペティション部門」にも出品された最新作『Young&Beautiful』(英題)の邦題が『17歳』に決定、2014年2月に日本公開されることも明らかとなった。

パリの名門高校に通う17歳の少女・イザベル。バカンス先の海辺で初体験をした彼女は、パリに戻ると出会い系サイトで知り合った男たちと、500ユーロと引き換えに密会を重ねてゆく。そんな中、ジョルジュという初老の男性と親密な関係になるが、ある日、行為の最中に彼が亡くなってしまう。動揺した彼女は思わずその場から逃げ出すが、警察の捜査によって、彼女の秘密は母親の耳にも入ることになり…。

今年のカンヌ国際映画祭で好評を得た本作は、インターネットで出会った相手と学校帰りに密会を重ねてゆくという危うさを持つ、17歳の女子高校生・イザベルが主人公。

恵まれた家庭の少女という役割への焦燥感か、離婚した父への思慕か、若く美しい自分への冒険心か。少女と大人の間で揺れ動く“17歳”の四季を、シャンソンの名曲にのせて瑞々しく描き上げた作品だ。センセーショナルな題材を扱いながらも、揺れ動く少女の繊細な心理を巧みに切り取るのは、“女性”を撮ることに定評のあるオゾン監督ならでは。

そのオゾン監督が、今回新たに見出したミューズが、イザベルを演じるマリーヌ・ヴァクトだ。15歳のときオペラ座界隈の「H&M」でスカウトされ、モデルとしてのキャリアをスタート。「イヴ・サン・ローラン(Yves Saint Laurent)」「クロエ(Chloe)」などのモデルを務め、2011年には「イヴ・サン・ローラン」の香水「パリジェンヌ」のイメージ・モデルにも抜擢された。

本作が映画初主演ながらも、繊細かつ大胆な演技で、少女から大人の女性へと成長するイザベルの感情の揺れを見事に体現。カンヌではその気品あふれる佇まいに、“カンヌの夜に咲いた昼顔”と絶賛の声が上がるほど。

そんなマリーヌの脇を固める、オゾン作品の常連ともいうべきシャーロット・ランプリング(『スイミング・プール』)、ジェラルディーヌ・ペラス(『ふたりの5つの分かれ路』『輝ける女たち』)といった大人の女性たちとの共演も見ものだ。

『17歳』は2014年2月、新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開。
《text:cinemacafe.net》

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