【美的アジア】ヴィッキー・チャオ初監督『So Young』 猪突猛進ガールと超草食ボーイの恋

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ヴィッキー・チャオ(監督)/  『So Young』 in 第26回東京国際映画祭
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今年も華やかな祭典となった第26回「東京国際映画祭」。審査委員長に日本の寺島しのぶ、韓国のムン・ソリと、アジアの二大女優が名を連ねたのも、【美的アジア】担当の私としてはなんとも嬉しく注目の映画祭となりました。

「最優秀男優賞」には中国映画『オルドス警察日記』のワン・ジンチュンが受賞し、「観客賞」には韓国映画『レッド・ファミリー』が選ばれるなど、アジア映画のパワーたるや、ますます勢いを増し、注目すべきコンテンツとなっています。

そんな今年の東京国際映画祭の作品の中から、私が今回紹介するのが、女優ヴィッキー・チャオが初監督を務めた『So young』です。

『少林サッカー』や『レッドクリフ』シリーズなどの活躍で知られる中国のトップ女優ヴィッキー・チャオ。ずっと監督業を志望していた彼女が、母校だった北京電影学院の大学院に再入学し、修了制作として撮ったのが本作です。

1990年代が舞台の人気ネット小説を映画化した青春群像劇で、主演を務めたのがヴィッキーとも共演したことのあるマーク・チャオ。このマークの変貌ぶりにも注目です!

以前、美的アジアでインタビューをした時(※)の姿とは一転、正直言ってめちゃくちゃ、ダサい(笑)。時代を感じさせるファッションに七三分け、そしてメガネ。さらには全然笑わない…。『モンガに散る』の気弱な青年でもなく、『ハーバークライシス<湾岸危機>Black&White Episode1』のゴリラっぽいワイルドさもない、全くもって“垢抜けない”超勤勉・草食男子姿を魅せています。

そんな真面目ボーイ・チェンにひょんなことから恋をしてしまうのが、ヤン・ズーシャン演じるウェイ。「吉高由里子さんに似ているなぁ」なんて思いながら見ていると、このウェイ、かなりのパワフル&アクティブガール。チェンに対してひとりで怒って、ひとりで恋に落ちて、泣いて笑って感情に忙しい女の子(笑)。

ヴィキー曰く、「ありのままの中国の女の子の姿を描いた」とのこと。「これくらい真っ直ぐに好きな気持ちを伝えられたら…」なんて、ちょっと羨ましく思ったり、青春時代がふと蘇ってくる、そんな映画でした。



前半はキラキラの青春物語、後半は「好き」だけじゃ上手くいかない大人の恋愛、と時間を追った恋愛模様を観ることができるのも楽しみの一つとなっている『So Young』。ちょっと「長かったかな?」と思いつつも、ヴィッキー・チャオの監督デビュー作は甘酸っぱく、そしてほろ苦い素敵な恋愛映画でした。

(※)記事リンク先:http://www.cinemacafe.net/article/2012/09/03/13711.html
《text:Tomomi Kimura》

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