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【雅子BLOG】フィルメックス終了、ポーランド映画祭開幕

12月になりました。今年も残すところあと1か月。先月23日から開催されていた東京フィルメックスも閉幕し、アジア圏を中心とした新進からベテラン監督の映画を観る…

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12月になりました。今年も残すところあと1か月。先月23日から開催されていた東京フィルメックスも閉幕し、アジア圏を中心とした新進からベテラン監督の映画を観るチャンスを与えてくれました。

有楽町朝日ホールは数寄屋橋にすぐ近く、冬の風物詩である年末ジャンボ宝くじを買うための長蛇の列を横目に、いそいそと通ったのでした。それにしても、朝から、暗くなっても寒空の中じっと耐え凌ぐかの如く並ぶ姿はスゴイ。いや、分かります、分かります、私だって7億欲しいですよ、でも並ぶのはなぁ…、当たるわけないよなぁ…、と今年も買っていません。そもそも、買わなきゃ当たりませんよね。7億当たったらアレしてコレして、と妄想だけはいつも思い描くんですが。

というわけで、30日に第14回フィルメックスのクロージングセレモニーが行われました。全作品を観たわけではないけれど、好きだった作品が賞を獲るとやはり嬉しい。受賞結果は、最優秀作品賞『花咲くころ』(ナナ・エクチミシヴィリ、ジーモン・グロス監督)、審査員特別賞『ハーモニー・レッスン』(エミール・バイガシン監督)、これからが期待される監督に贈られるスペシャル・メンションに『カラオケ・ガール』(ウィッサラー・ウィチットワータカーン監督)と『トーキョービッチ、アイラブユー』(吉田光希監督)、観客賞には、台湾のアカデミー賞ともいわれる「第50回台北金馬奨」で最優秀長編作品賞を獲得したばかりの『ILO ILO(英題)』(アンソニー・チェン監督)、学生審査員賞『トランジェット』(フィリピン、ハンナ・エスピア監督)。

『花咲くころ』は、1990年前半のグルジア社会を舞台に、14歳になったばかりの少女たちの躍動感溢れる力強さ、生命力を瑞々しく描いたもの。いい映画でした。今後、日本でも上映されるかな?

また、この日は朝の1本目に、ファッション・デザイナーのアニエス.bことアニエス・トゥルブレ監督の初監督作品『私の名前は…』がありました。相当なシネフィルであり、映画製作も手がけてきたアニエス.b。どんな作品を作るのか興味津々、この機会に絶対に観たかったのです。予想外に(失礼)とても良かったので大満足。決してハッピーな話ではないけれど、余韻がいつまでも心に残りました。きっと日本公開もあるだろうけれど、そうしたらまた改めて観たい。タイトルもとても良かった。

この日はツァイ・ミンリャン監督の『ピクニック』(日本配給が決定)とクロージング作品『THE MISSING PICTUE(英題)』(リティ・パニュ監督)も観て計3本。Q&Aも楽しめました。

さて、前記したように今年も残すところ1か月。あとどれくらい映画が観られるでしょうか。そして、楽しみなポーランド映画祭も土曜日から開幕しました。映画史に刻む名作、貴重な作品の数々が勢揃いした2週間限定上映です。これはなんとしても行かなくては!
《text:Masako》

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