キアヌ・リーヴス、「ヨロシク」に興味津々 日本への“愛”込めた『47RONIN』

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キアヌ・リーヴス/『47RONIN』
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  • キアヌ・リーブス/『47RONIN』 (C)Universal Pictures
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  • キアヌ・リーヴス『47RONIN』/PHOTO:Ryo Uchida
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  • キアヌ・リーヴス&真田広之&柴咲コウ&浅野忠信&菊地凛子&カール・リンシュ(監督)『47RONIN』/PHOTO:Ryo Uchida
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5年ぶりに来日したキアヌ・リーヴスと対面した筆者は、最新作『47RONIN』で武士道を貫く彼の姿がフラッシュバックし、思わず日本語で「今日はよろしくお願いします」と挨拶…。するとキアヌは「“ヨロシク”ってどういう意味? どんなときに使うの?」と興味津々だった。

“Nice to meet you.”とも一味違うニュアンスを、欧米人に説明するのはなかなか難しいもの。それでも「よろしくお願いします」という日本語に反応し、意味や使い方に興味を示すキアヌの姿勢にこそ、ハリウッドが日本の「忠臣蔵」をモチーフに完成させた、オリジナリティあふれる3Dアクション大作『47RONIN』の真髄が垣間見える。異文化への関心と敬意、そして受容のスピリットだ。

キアヌが演じるのは、流れ者の剣士・カイ。主君の仇打ちに燃えるサムライの大石内蔵助に加勢し、わずか47人で圧倒的な軍勢を率いる吉良と立ち向かうという役どころだ。華やかなハリウッドと距離を置き、独自のライフスタイルを貫くキアヌには、アウトサイダーがよく似合う。和装や甲冑に身を包んだ、凛とした佇まいは「もしや前世は日本人?」と思わせるほどのハマリ具合だ。

「そう思ってもらえるのは光栄だね。子どもの頃から日本を始め、オリエンタルな精神性には強く惹かれていたからね」と語るキアヌ。華道、茶道、書道、造園といった日本文化を次々と挙げて「“Form(型)”を大切にする日本の美的感覚には、本当に驚かされる。“Freedom(自由)”と“Control(統制)”が絶妙なバランスで結びつき、呼吸しているのが大きな特徴だよね」と鋭い持論を展開する。

さらに「日本人は、自然に対する向き合い方も美しいと思う。(松尾)芭蕉の俳句を読むと、物言わぬ自然と自分の心象風景を重ね合わせているのがよく分かるよね」とも。まさかキアヌの口から、松尾芭蕉の名前が飛び出すとは!

そんなキアヌが、大石を演じる国際派スター・真田広之と共演し、大いに刺激を受けたことは想像に難くない。「真田さんは僕の師匠。殺陣や所作などたくさん学んだけど、一番印象に残っているのは『武士はそんな風には喋らない。腹から声を出すんだ』というアドバイス。実際やってみると、まるで酒樽のコルク栓が抜けて、酒があふれ出るように、発声できた。それだけじゃなく、言葉がもつ本来の意味さえ理解できてしまった」(キアヌ)。

「腹から声を出すキアヌ」も見どころの『47RONIN』が、邦画優勢の日本映画界に“討ち入り”し、ハリウッドの底力を見せつけることができるか? 本作はキアヌが日本への愛情を注いだラブレターであり、挑戦状なのだ。

『47RONIN』は12月6日(金)より全国にて公開。
《text:Ryo Uchida》

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