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【雅子BLOG】「シネマ夢倶楽部」推薦委員会にて

今年も残すところあと半月を切り、そろそろ恒例の2013年度ベストシネマを決めたいところ。今年も200本近い数の映画を観ているけれど、当然のことながら上半期の印象が…

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今年も残すところあと半月を切り、そろそろ恒例の2013年度ベストシネマを決めたいところ。今年も200本近い数の映画を観ているけれど、当然のことながら上半期の印象がどんどん薄れて、下半期に観たものの方が印象に残りがち。心に残る映画は日々どんどん更新されていくのは止む終えないんですね。

さて、私は「シネマ夢倶楽部」の推薦委員でもあるのですが、昨日、2013年度ベストシネマの推薦会がありました。年に2回推薦会があり、7月(残念ながら不参加)に上半期のベスト、12月に下半期のベストを選んだ上で年間ベストを決め、来年3月に行われる授賞式のためのベストシネマを決めていきます。

多くの推薦映画の中から全作品を観たわけではないので、私の推薦は少し偏りがあるけれど、それでも心に残る、好きな、素晴らしいと思った作品を選びました。そこには、日々進化して行く映画の未来に対する希望や期待もあるし、題材や映画の構成、作り方などの巧みさ、発見もある。総合的にバランスの良いものが訴えかけてくる(もちろんその逆も)し、感覚的にグッとくるものも。

そして、他の委員の人たち(高齢者が多いので、かなり見方や映画に対するそれがまた偏るけれど)のそれそれに対する思い、意見など言い合い、さらに再投票。すると挙っていた作品が外れたり、違う作品が浮上したりと、なかなか面白い結果となりました。結果は、来年の発表までどうぞお楽しみに!

先週に遡ること13日(金)でポーランド映画祭が終わり、思っていたよりも観ることができず、残念と反省。またいつか絶対にやって欲しい。中でも、『イーダ』を観ることができたのは本当に素晴らしい体験、嬉しい発見と奇跡。あんなにも美しいモノクロの映像を観たのは久しぶり、いや初めてかもしれません。辛く、苦しく、切ない物語だけど、それ以上に静謐な輝きがありました。

日曜日には公開されたばかりの『ブリングリング』を観に渋谷へ。クリスマス前の渋谷はモノスゴイ人で賑わってました。その勢いのまま映画館へ。東京国際映画祭で先行上映された本作、ソフィアならではのテーマ、視点、撮り方。思っていたよりもユルいかんじだったけれど、想定内の映画でした。ギャルは必見間違いない1本でしょう。

他にも『武士の献立』『バックコーラスの歌姫(ディーバ)たち』『少女は自転車にのって』『ゼロ・グラビティ』『鑑定士と顔のない依頼人』など話題作も続々公開されています。試写の機会があったにも関わらずついつい見逃している、いかんなー。前回ブログで書いたリム・カーワイ監督の『Fly Me To Minami ~恋するミナミ~』は地元大阪で先行公開、東京公開は今週末です。

ところで、『ゼロ・グラビティ』を観た多くの人が、今年の年間ベストインはもちろんのこと、これまでのベストシネマの順位を軽く覆してしまうという事件が続出。私はまだ未観だけど、これは、やはり観るべきなんだろう。観なくてはいけないのだろう。映画史に刻み込まれる大切な作品なのだろうから…。
《text:Masako》

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