小山薫堂&安西水丸が本音トーク! 猪瀬都知事に挫折のススメ?

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小山薫堂&安西水丸/「旅するW座」 in 渋谷ユーロスペース
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放送作家・小山薫堂とイラストレーターの安西水丸が案内人を務めるWOWOWの番組「W座からの招待状」のイベント上映版となる「旅するW座」が12月20日(金)に開催。2人がカンヌで買い付けた『シャンボンの背中』の上映を前に作品や番組について語り合った。

WOWOWシネマにて毎週日曜夜に放送されている「W座からの招待状」は、興行的なヒットに左右されずに良作を紹介・放送することを目的とした番組。

「W座」は小山さん曰く「WOWOWの中にある単館劇場のようなもの」で、小山さんが文章を担当し、安西さんが印象的な場面をイラストで描き、そこに俳優の濱田岳のナレーションと阿部海太郎の音楽を加えて“招待状”として上質な作品を紹介する。

この番組と全国の単館系映画館が組んで開始されたのが「旅するW座」。日本初公開となる映画を金曜の夜に無料で全国各地の単館系映画館にて、出張興行で上映するという試みで、消えつつある単館系映画館を応援するためのプロジェクトである。

「旅するW座」第5弾となる今回、東京・渋谷のユーロスペースで上映されるのはフランス映画『シャンボンの背中』。息子の担任教師を愛してしまった男の姿を描く。

「W座」について小山さんは、「全国から消えている単館を応援するという非常に意義のある企画」と語り、安西さんも「僕が子どもの頃は東京にもいっぱい映画館があったけど、どんどんなくなっている。だからこそ、こういう企画は素晴らしい」と頷く。

『シャンボンの背中』は小山さんと安西さんが、今年のカンヌ国際映画祭に乗り込み、本作を買い付けてきた作品。小山さんは「好きな作品を1本買っていいと言われて、2本残っていたんですが迷いました」と述懐。最終候補2本のうち、周囲のスタッフはもう1本の方がいいと主張したそうだが、2人は「憑りつかれたようにこの作品に惹かれた」と本作を選んだという。

小山さんは特に「金曜の夜に観るのはいい映画。曜日によって観たい映画って違うけど金曜はドロッとした日常から外れるような作品がいい。これはまさに大人のラブストーリーです」とアピールする。

安西さんは「女性の主人公がステキです。主演のヴァンサン・ランドンもフランスで人気が出ている俳優ですが、決してカッコよくはないんですが目がセクシー」とその魅力を語った。

2人が映画について本音で語り合うことこそが「W座」の魅力。安西さんは過去に放送で紹介してきた作品について「正直、何でこんな作品を観なくちゃいけないのか? というのも多かった。普段、好きな映画しか観ないので、押し付けられることで『こんな映画あったのか』と思うこともある」とストレートに語りスタッフを慌てさせつつ、この『シャンボンの背中』に関しては「僕は3回観ました。よくできている」と絶賛する。

小山さんは過去に紹介した作品の中で印象深い映画として『ソウルキッチン』を挙げる。「“挫折の天使”――挫折させてくれる天使っているんですよ。躓いた方が人生にとって良いと思える、挫折の大切さを教えてくれるんです。いまの猪瀬(直樹/都知事)さんもそう」と辞職を表明した猪瀬都知事を例にとり、笑いを誘う。

小山さん自身、映画脚本家としてもオスカーを受賞した『おくりびと』を手がけるなど活躍しているが、「新しい映画を書きたいけど、この番組やっていると書けない。早く解放されたい気持ちもありますが、勉強させられてます」と半ばボヤキ気味に語っていた。

「W座からの招待状」はWOWOWシネマにて日曜21:00より放送。
《text:cinemacafe.net》

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