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大泉洋は「北海道のキムタク」!? 三谷幸喜がイケメン説を一蹴…『清須会議』in 台湾

脚本家・演出家、そして映画監督として日本のエンタテインメント界を牽引する三谷幸喜の、監督作6作品目にして初の時代劇を描いた『清須会議』。日本での公開後、海外からの配給オファーが…

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三谷幸喜(監督)/『清須会議』プレミア会場 in 台湾
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脚本家・演出家、そして映画監督として日本のエンタテインメント界を牽引する三谷幸喜の、監督作6作品目にして初の時代劇を描いた『清須会議』。日本での公開後、海外からの配給オファーが続々と集まる中、台湾で12月27日(現地時間)より劇場公開されることが決定。その公開に先駆け、12月21日(現地時間)、台北市内にてプレミア上映が行われ、計約600人の前で、三谷監督が舞台挨拶を行った。

11月より全国で封切られ、2週連続興行収入No.1を記録、観客動員225万人、興行収入27億円(ともに12月22日時点)を突破した。

「本能寺の変」による織田信長の没後、織田家の後継者、領地の分配を決めた会議であり、初めて日本の歴史が会議によって動いたとされる“清須会議”における、それぞれの武将の思惑や謀略、裏切りなどを描いていく本作。

台湾から熱烈なオファーを受けて今回の劇場公開が決定したそうで、前作『ステキな金縛り』の台湾公開以来2年ぶりに、三谷監督が訪台することとなった。

プレミア上映終了後、場内に拍手がわき起こり、大きな歓声とともに三谷監督が迎えられると、監督は北京語で「ただいま! 私は三谷幸喜です。今何時ですか?」とユーモアたっぷりの挨拶で会場を沸かせる。

舞台挨拶の後には観客とのティーチインも行われた。「大泉洋さんは台湾ではまだあまり知られていない役者だが、なぜ起用したのか?」という観客からの問いに、「さっき、大泉洋は台湾で“北海道のキムタク”として知られていると聞きましたが、日本では誰も言っていません。ただ僕は、彼の役者としての才能を素晴らしいと思っており、日本では色々な人が“秀吉”を演じているが彼の秀吉が一番だと思っています」と台湾での大泉さんのイケメン俳優説を一蹴しながらも、賛辞を送っていた。

また、三谷作品の作風として「なぜ群像劇が多いのか?」という質問も。「誰しも自分の人生においては主人公。脇役の人なんて存在しない。だから僕は登場人物全員に光が当たる群像劇が好きなんです」と独自の哲学を披露。

さらに「仕事をしたい海外の俳優は?」と問われると、「一人はケイト・ブランシェット。そしてもう一人は、みなさんあまり知らないかもしれませんが、リン・チーリン!」と答えると、場内は大爆笑。ちなみに、リン・チーリンは三谷監督の大ファンで、当日プレミアの会場に「『清須会議』が台湾でヒットしますように」とメッセージが添えられたお祝いの花が届けられたほど。

最後に、次回作に関する質問に及ぶと「来年は舞台が7作控えていますが、映画にももちろん力を入れていきます。今回は少しシリアスな作品になったので、次回は思いっきり笑えるコメディをお届けしたい。楽しみに待っていて下さい。」と宣言。

また三谷監督は、台湾プレミアの合間に饒河街(じょうががい)観光夜市の福富宮を訪れ、台湾での『清須会議』ヒットを祈願してお参り。その後の、おみくじでは「来年の秋に良い事が起こる」と書かれた“中吉”を引き、さらに夜市の小鳥占いでヒットの行方を占うと「2014年もどんどん運気が上向く」とのお告げが! ただし「ヒットのためには、食べ物や持ち物で縁起を担ぐより、とにかく宣伝!」と占い師らしからぬアドバイスを受けていた。

『清須会議』は全国東宝系にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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