女優の小野ゆり子が初主演するフジテレビの新ドラマ『天誅～闇の仕置人～』（1月24日スタート）の制作発表会見が19日、フジテレビ湾岸スタジオで行われた。ドラマのテーマカラーの漆黒と赤で作られた舞台に小野をはじめ、京本政樹、柳沢慎吾、三ツ矢雄二、そして泉ピン子の、「闇の仕置人」のメンバーたちが出席した。ドラマは、小野が演じる戦国時代からタイムスリップしてきた女忍者サナが、泉ピン子演じる村田正子ら仕置人たちと一緒に、警察が介入できない事件を闇で解決していく姿を描いた物語。会見にはそれぞれの役衣装で出席し、主人公・サナを演じる小野は、黒い衣装に身を包んで登場。「女忍者なので想像しやすそうで想像できないし、確信を持てない役どころですが、逆にある意味では何をやっても問題ない役だと思うようにしています。やりすぎたら監督が止めてくれますし、探りながら楽しみながら、アクションを寒空の下、やっています。格好良くなっているのでぜひ見てください！」とドラマをアピール。また、共演陣については「大先輩に囲まれていろいろなことを学びながら、吸収しながら、胸を借りるつもりでやらせていただいています」と話した。また、サナの面倒を見る村田正子役の泉ピン子は、「ゆり子ちゃん演じるサナがどんどん格好よくなっていますから、それが楽しみ」と撮影での手応えを語り、「初めて自分が主役をやったとき、周りが冷たかったから、そういうことを思い出して、スタッフも全員サナ中心にやっています。ゆりちゃんにはぜひとも大きな役者になっていってほしいと思います」とコメント。さらに、小野の主演ぶりについても、「最初は線が細いな、と思ったんですけど、与えられるというのはこういうことなんだ、と思うぐらい今は安心して見ていられます。真摯だし、芝居が好きですし、とても楽しみな女優さんです」と、小野の活躍に期待を込めた。そして、松田竜次役を演じる京本は、「私たち自身が格好いいなーって感動しています」と語り、役については、「久しぶりに本流のところに帰ってきたなって思っています。台本を見て自分に来た役だなと思ってうれしいです」と出演を喜んだ。しかし、公私ともに仲が良い柳沢との共演については「やっかいなのがついてきたなって。どこ行ってもついてくるんですよ（笑）」とコメント。一方、八巻辰役を演じる柳沢慎吾は、出演について「最初にお話しをいただいた際に、警官の役かと思ってしまいました（笑）」と話し、得意（？）の役どころとは違った様子。「目元がキリっとした良い芝居もあったのですが、カットされていないか心配です（笑）」と語り、会場を笑わせていた。また、ど派手な女装姿で登場したのが東条ミツ子役の三ツ矢雄二。30年ぶりの連ドラ出演が、スナック「天守閣」のママという役どころになったことについて「こんな恰好をしてドラマに出るのは初めてなので、グレーゾーン満開でがんばっていきたいと思います（笑）。声優での経験をドラマにどう生かせるか探りながらやっております」と意気込みを語った。■『天誅～闇の仕置人～』（フジテレビ系）2014年1月24日（金）スタート毎週金曜19:57～20:54 関連リンク 【2014年1月新ドラマ】三浦春馬、多部未華子、斎藤工、山本美月ら出演『僕のいた時間』 【2014年1月新ドラマ】芦田愛菜、鈴木梨央が初共演！児童養護施設が舞台の新ドラマ『明日、ママがいない』 【2014年1月新ドラマ】山田孝之主演、新キャストに綾野剛を迎え、再びドラマ＆映画化『闇金ウシジマくん』 【2014年1月新ドラマ】檀れいがうっとうしさ全開!?初回ゲスト反町隆史との対比に注目!!『福家警部補の挨拶』
