山田監督、ベルリン映画祭出品に「光栄」も「賞を獲るのかドキドキして気が重い」

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松たか子&黒木華&坂東孝太郎&吉岡秀隆&妻夫木聡&倍賞千恵子&山田洋次(監督)/『小さいおうち』初日舞台挨拶
  • 松たか子&黒木華&坂東孝太郎&吉岡秀隆&妻夫木聡&倍賞千恵子&山田洋次(監督)/『小さいおうち』初日舞台挨拶
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  • 山田洋次(監督)/『小さいおうち』初日舞台挨拶
山田洋次監督・最新作『小さいおうち』が1月25日(土)に公開を迎え、山田監督、主演の松たか子を始め、黒木華、坂東孝太郎、吉岡秀隆、妻夫木聡、倍賞千恵子が舞台挨拶に登壇した。

原作は直木賞を受賞した中島京子の同名小説で、山田監督にとって小説の映画化は初めてのこと。戦争の影が少しずつ忍び寄る昭和初期の東京の中流階級の家庭を舞台に様々な人間ドラマが綴られる。

舞台挨拶は上映後となったが、山田監督は満員の観客の拍手に迎えられ「こんなにたくさんの方が初日に詰めかけてくださって…目がくらくらします(笑)」と感激の面持ち。松さんも「山田監督とのお仕事はとても楽しかったです。温かい初日を迎えられて幸せです」と満面の笑みを浮かべた。

主演でありつつも道ならぬ恋に身を落とす奥様役に、松さんは「共感を呼ぶ役柄か不安もありますが」と漏らしつつ、「平等じゃないことが時代を作ったり、恋愛や友情を育む。一緒じゃないことが人を刺激し、いろんなドラマを生んでいくんだなと感じました」としみじみと語った。

妻夫木さんは“現代”パートに出演しており、祖母役の倍賞さんとのシーンが多かったが「倍賞さんが実際のおばあちゃんなら嬉しいのに」とニッコリ。

これに倍賞さんが「実際のおばあちゃんになってもいいよ(笑)」と返し、相思相愛ぶりを見せつけつつ「(劇中の)恋人(=木村文乃)を連れて来たときはちょっと嫉妬しました」とも。久々の山田監督の現場となり「初日は緊張して、お茶を入れるシーンで手が震えました。一度、外に出て深呼吸してやっと落ち着きました」と告白。「山田監督の作品には出るたびにいろんなことを学ばせてもらい、楽しくお仕事させていただいてます」と静かに微笑んだ。

本作は2月6日に幕を開けるベルリン国際映画祭の「コンペティション部門」に出品されることになっており、山田作品の同映画祭コンペ部門出品は『母べえ』以来、6年ぶり5作目。

現地へは山田監督と黒木さんが赴くが、山田監督は「光栄ですが、(賞を)獲るか獲らないのかドキドキしないといけないのが気が重い」とボヤキ節。海外映画祭初参加となる黒木さんは「どうしたらいいんだろうと不安です。(演じた女中の)タキちゃんのように、今度は山田監督を見守っていようかなと思ってます(笑)」とハニかんでいた。

この日は、初日を祝って舞台上で鏡開きが行われたが、途中、鏡開き本番前の写真撮影の時に誤って誰かの木槌が樽を割ってしまうハプニングも! すかさず、妻夫木さん、孝太郎さんらが肩を組んで壁を作り、報道陣から樽をブロックし修復。「編集でカットして!」とユーモアたっぷりに呼びかけ笑いを誘うなど、さすが山田組のチームワークを垣間見せていた。

『小さいおうち』は全国にて公開中。
《text:cinemacafe.net》

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