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【MOVIEブログ】『ジャッジ!』をジャッジする

『ジャッジ!』を観てきました。こんなこと言うと申し訳ないのですが宣材がヒドかったので正直まったくノーマークの作品でした。でも、部内で観た人の評判がよかったので、プラス、上映尺も短かったので…

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『ジャッジ!』 - (C)2014「ジャッジ!」製作委員会
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『ジャッジ!』を観てきました。

こんなこと言うと申し訳ないのですが宣材がヒドかったので正直まったくノーマークの作品でした。でも、部内で観た人の評判がよかったので、プラス、上映尺も短かったので(←これって意外に重要な尺度ですよね)ササっと観てきました。

通例映画業界はこういった業界モノやCM界の方々に割りと手厳しい傾向にあるのですが、『ジャッジ!』は僕はとても楽しみました。

よく映画業界の人がCM界の人達に対して言うのが15秒の世界で勝負している奴らに2時間の世界は作れないということで、これは確かに僕も何回も感じたことはあるのですがじゃあ逆に2時間の世界で勝負してる人に15秒の世界が作れるのか? というとこれもとても難しいんじゃないかと思います。

当たり前のことですが、要はそれぞれのフォーマットでベストのものを目指せばいいと思うんです。敢えて言うと『ジャッジ!』には映画としてのドラマツルギーみたいなものはあまり感じられませんでしたが、それでもコメディとしては笑ったし青春映画的な良い意味の青さを感じました。

あとは役者さん達の演技。とにかくこれが面白かったです。コメディの演技っていうのは本当に難しいんですよね。ちょっとでもわざとらしかったり、恥ずかしさみたいのが出てしまうと本当に笑えません。いわゆるヒクってやつです。
その点『ジャッジ!』に出ている方々はとてもよかったです。

豊川悦司さんとかもう最高でした。ああいう人っているんですよねぇ。笑
*ちなみに、その豊川さん演じるプランナーの秘書をここのブログも書いてる玄里さんが演じてました。どっかで見たことある人だなぁと思ったらそういうことでした。笑

また、映画に比べてCMの方が人を笑わせるということに貪欲な感じもしました。
15秒と言う制限があった方が笑いの世界は広がるのかもしれないですね。いわゆる「間」で笑わせる感じ。映画を落語とするなら、CMはショートコントって感じ?

とにかく『ジャッジ!』楽しみました。
みなさんもフラットな目で『ジャッジ!』をジャッジしてみて下さい。


【2014.2.3】
《text:Yusuke Kikuchi》

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