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トム・ハンクス制作、ケネディ暗殺の裏側描く…真の主人公はジャクリーン!?

J・F・ケネディ大統領暗殺を、その場に居合わせた人々の葛藤や苦悩という新たな視点から描いてみせた、トム・ハンクス制作の人間ドラマ『パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間』…

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『パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間』-(C) 2013 Exclusive Media Entertainment, LLC
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  • 『パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間』-(C) 2013 Exclusive Media Entertainment, LLC
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J・F・ケネディ大統領暗殺を、その場に居合わせた人々の葛藤や苦悩という新たな視点から描いてみせた、トム・ハンクス制作の人間ドラマ『パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間』が、いよいよ6月28日(土)より公開となる。

1963年11月22日午後12時38分。凶弾に倒れたケネディ大統領の隣に座り、暗殺の瞬間を目撃したのは、大統領夫人のジャクリーン。彼女はその直後、自らの危険を顧みず、銃撃で車の後方へ飛び散った夫の頭部の一部を、身を乗り出してかき集めたことがよく知られている。さらに、その血が染みついたピンクのスーツ姿のままで新大統領就任の場へと向かった行動は、夫の身に起った事実を犯人に見せつけるためだった、ともいわれた。そんな“強い女性”、ジャクリーンの人生に迫った。

テキサス州ダラス。その日は、アメリカ合衆国第35代大統領ジョン・F・ケネディが、ジャクリーン夫人とジョンソン副大統領とともに遊説に訪れることになっていた。ダウンタウンに生地店を構えるカメラ愛好家のエイブラハム・ザプルーダー(ポール・ジアマッティ)は、パレードをひと目見ようとする観衆で埋め尽くされたディーリー・プラザに立ち、大統領夫妻を乗せたリンカーン・コンティネンタルが通る瞬間を最新の8ミリカメラで撮影しようとしていた。

だが、午後12時38分、3発の銃弾が鳴り響く――。突然の惨事に、辺り一帯はパニックに陥った。そして、頭部を撃たれたケネディ大統領は、フォレスト・ソレルズ(ビリー・ボブ・ソーントン)率いるシークレットサービスやジャクリーン夫人に付き添われ、パークランド・メモリアル病院に運び込まれる。新人研修医のチャールズ・“ジム”・キャリコ(ザック・エフロン)、チーフ研修医のマルコム・ペリー(コリー・ハンクス)、ベテラン看護師のドリス・ネルソン(マーシャ・ゲイ・ハーデン)らが懸命に救命処置を施すが…。

本作は、担当医師、カメラ愛好家、シークレットサービス、FBI、そして容疑者とされたリー・H・オズワルドの家族…あのとき、事件に関わった者だけが知る暗殺事件の裏側に迫った緊迫のドキュメント・ドラマ。大統領暗殺のシーンから、パークランド病院へ運ばれた際の様子、遺体の入った棺桶をエアフォースワンで移送したときの様子など、これまで語られることのなかった当時の状況が克明に再現されている。

故ケネディ大統領夫人のジャクリーン・リー・ブーヴィエは、1929年生まれのフランス系アメリカ人。父は投資家、母の家は銀行頭取という非常に裕福な家庭で育った。大学時代はフランスに留学。その後、友人を介してJ・F・ケネディと出会う。出会った瞬間から、“この人だ!”と直感したというジャクリーン。

やがて1953年、24歳で結婚、1957年に長女キャロライン(現・駐日アメリカ大使)、1960年、長男ジョン・ジュニアを出産し、1961年、31歳でファーストレディとなる。だが、次男パトリックは生後わずか2日で病気のため死去、また、ケネディの奔放な女性関係にも悩まされ続けており、幸せな結婚生活だったとは言いがたい。

その一方で、ファーストレディとしてのジャクリーン人気は凄まじかった。生まれ持った上品さで人々を魅了。気品に満ちあふれ、シンプルで洗練されたスタイルはファッションアイコンとして“ジャッキー旋風”を世界中に巻き起こした。ケネディは大統領選では彼女の人気を利用し、彼女もまた、女性問題が止まらない夫への当てつけのように膨大な浪費を繰り返していたという。

そんなジャクリーンも、34歳で未亡人となった後は、子ども達の安全を第一に考え、莫大な富と名声を持ち合わせる30歳以上も年の離れたギリシャの船舶王・オナシスと再婚を発表、世間を驚かせた。彼女は1994年に65歳という若さでこの世を去るが、現在はJ・F・ケネディの隣に埋葬されている。

就任から早7か月、キャロライン駐日大使は母・ジャクリーンも愛した真珠のネックレスをよく身につけていることが知られている。本作からも、強く、したたかな女性として生きたジャクリーンの人生が垣間見えてくることだろう。

『パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間』は6月28日(土)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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