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伊勢谷友介、アジア初進出! 日韓合作映画で実在の音楽プロデューサーに

今夏、『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』の公開を控え、先日は井上真央主演の2015年大河ドラマ「花燃ゆ」で吉田松陰を演じることが発表されたばかりの伊勢谷友介…

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『ザ・テノール 真実の物語』 -(C)2014 BY MORE IN GROUP & SOCIAL CAPITAL PRODUCTION & VOICE FACTORY. ALL RIGHTS RESERVED.
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  • アジア初進出が決まった、伊勢谷友介-(C) 操上和美
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今夏、『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』の公開を控え、先日は井上真央主演の2015年大河ドラマ「花燃ゆ」で吉田松陰を演じることが発表されたばかりの伊勢谷友介が、実話を基にした日韓合作映画『ザ・テノール 真実の物語』でアジア初進出を果たすことが分かった。

“アジア史上、最高のテノール”といわれ、ヨーロッパで活躍するオペラ歌手ベー・チェチョル(ユ・ジテ)。世界的にも貴重な“リリコ・スピント”という声質を持つ彼がまさに世界の頂点を極めようとしていた矢先、甲状腺がんによって、声を失ってしまうことに。

「もう二度と舞台には立つことはできない…」。途方もない挫折に直面した彼に、ひとりの日本人音楽プロデューサー・沢田幸司(伊勢谷友介)が手を差し伸べた。国境を越えた2人の絆は、世界で初めての奇跡を生み、いま、感動のステージの扉が開く――。

本作は、実在の韓国人オペラ歌手べー・チェチョルと彼の才能を信じる音楽プロデューサー・沢田幸司が、国境を越えた絆で奇跡を起こした真実の物語。2005年、ヨーロッパの歌劇場で活躍中に甲状腺がんが判明し、その摘出手術で声帯と横隔膜の両神経を切断、歌声を失ったべー・チェチョル。だが、沢田氏の支援のもと、2006年、甲状軟骨形成手術を受けることになり、厳しいリハビリの日々を送る姿が日韓両国でのドキュメンタリー番組や報道を通じて放送され、多くの共感を呼んだ。

そんな運命を背負ったオペラ歌手を演じるのは、カンヌ国際映画祭「審査員特別グランプリ」受賞のパク・チャヌク監督『オールド・ボーイ』で猟奇的な犯人役を演じて鮮烈な印象を残し、2013年には『人類資金』で日本映画へも進出した韓国の演技派、ユ・ジテ。

そして、彼の才能を信じ、絶望の底にある彼を献身的にサポートする音楽プロデューサー役には、中島哲也監督の『嫌われ松子の一生』始め、三池崇監督の『十三人の刺客』や、三谷幸喜監督の『清須会議』など、日本を代表する監督の作品に数々出演してきた伊勢谷友介。

伊勢谷さんは、『パッセンジャー』(’06/日仏カナダ合作)、『ブラインドネス』(’08/日・ブラジル・カナダ合作)に次ぐ海外作品となるが、アジア映画への出演は初めて。韓国でも公開された主演映画『CASSHERN』(’04)を観てファンになったという本作のキム・サンマン監督が、“真実”を観客にきちんと伝えられる表現力を持った俳優であり、しかも劇中には英語での会話シーンも多々あることから、「沢田役を演じられるのは伊勢谷友介しかいない」と熱烈オファー。そして、流暢な英語での演技も難なくこなせる、伊勢谷さんの出演が実現することとなった。

伊勢谷さんは、キム監督のオファーに「意味のある映画テーマであり、才能のある監督に、お声がけいただくことは、俳優として、この上ない光栄です。同時にとても愛すべき実話であることにも、感動しました」と謙虚にコメント。

また、本作のストーリーや役柄に触れ「自分の中にあふれたのは、いまを生きる人間の使命感でした。人の想いや愛情は、国境を越えます。私たち一人一人が心で繋がれるとき、新しい未来が創られるはず!」と語り、俳優業・監督業以外にも、持続可能な社会を目指す「リバースプロジェクト」代表を務めるなど、さまざまな社会貢献活動を行う伊勢谷さんらしく、この映画の持つメッセージとエネルギーにも強く惹かれたことを明かした。

「そういう希望を伝えることができたら嬉しい」と語る伊勢谷さんには、キム監督もベタぼれといった様子で、「彼は演技をするとき、何か言いたいことを堪えて眼差しだけで自分を理解してほしいような、または相手を理解しようと努めているようなことを感じさせる瞬間を時々見せてくれます。それから、その魅力的なボイスで伝達されるメッセージは心に大きく響きます」と絶賛。

“人々に希望を与える”作品に、人間的な魅力も含めて抜擢された伊勢谷さん。本作は、2013年に森田芳光監督の遺作『僕達急行 A列車で行こう』が上映された第17回上海国際映画祭(6月14日~22日開催)の「Spectrum(スペクトラム)部門」に出品されることも決定している。

『ザ・テノール 真実の物語』は 10月11日(土)より新宿ピカデリー、東劇ほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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