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シャルロット・ゲンズブールが堕ちる極限の“色情”…『ニンフォマニアック』公開決定

『奇跡の海』でカンヌ国際映画祭「グランプリ」、『ダンサー・イン・ザ・ダーク』で「パルムドール」を獲得したデンマークの鬼才ラース・フォン・トリアー監督。自身のミューズであるシャルロット・ゲンズブールを主演

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『ニンフォマニアック』 (C)2013 ZENTROPA ENTERTAINMENTS31 APS, ZENTROPA INTERNATIONAL KOLN, SLOT MACHINE, ZENTROPA INTERNATIONAL FRANCE, CAVIAR, ZENBELGIE, ARTE FRANCE CINEMA
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『奇跡の海』でカンヌ国際映画祭「グランプリ」、『ダンサー・イン・ザ・ダーク』で「パルムドール」を獲得した、デンマークの鬼才ラース・フォン・トリアー監督。

自身のミューズであるシャルロット・ゲンズブールを主演に、シャイア・ラブーフ、ユマ・サーマン、ウィレム・デフォーら超豪華な実力派キャストを迎えて“女性のセクシャリティ”を描き出す、その名も『ニンフォマニアック』(=色情狂の女性)という衝撃の2部作が、10月、11月と日本で連続公開されることが決定した。

凍えるような冬の夕暮れ、年配の独身男・セリグマン(ステラン・スカルスガルド)は、裏通りで怪我を負って倒れている女性・ジョー(シャルロット・ゲンズブール)を見つける。彼は自分のアパートでジョーを介抱し、回復した彼女に「何があったんだ?」と尋ねた。すると、ジョーは自身の生い立ちについて赤裸々に語り始め――。

『ダンサー・イン・ザ・ダーク』で「パルムドール」獲得後も、『ドッグヴィル』『アンチクライスト』『メランコリア』など数々の衝撃作を発表してきたトリアー監督。そんな彼のすべてのフィルモグラフィをも凌駕する問題作であり、同時にトリアー流の“喜劇”ともいえそうな独創的な世界観で描くのが、本作『ニンフォマニアック』だ。

これまでもさまざまな極限の愛の形を表現してきた彼が、本作のテーマに選んだのは、ずばり“女性のセクシュアリティ”。自らをニンフォマニアック(=色情狂)と自覚する、ある女性の半生を8つの章を通して、詩的に、かつユーモラスに2部構成で紡ぎ出していく。

このトリアー監督の渾身作で、主人公・ジョー役を演じるのは、『メランコリア』『アンチクライスト』のシャルロット・ゲンズブール。快楽を求め、不特定多数の男性とセックスにふける満たされない女性を、またもや全裸ヌードもいとわない体当たりの演技で演じ切る。

ジョーの相手・ジェローム役に挑んでいるのは『トランスフォーマー』シリーズのシャイア・ラブーフ。そのほか『キル・ビル』のユマ・サーマン、『アンチクライスト』ウィレム・デフォー、『トゥルー・ロマンス』クリスチャン・スレイター、『スノーピアサー』ジェイミー・ベル、『ドラゴン・タトゥーの女』のステラン・スカルスガルドなど、錚々たる面々がそれぞれの殻を打ち破る赤裸々な演技で新境地を見せている。

過激なセックスシーンの数々は、すでに映画史上最もセンセーショナルな問題作ともいわれるほど。常に賛否両論を巻き起こすトリアー監督の性に対する見解を、本作から改めて見つめることになりそうだ。

『ニンフォマニアック Vol.1』は10月11日(土)より、『Vol.2』は11月1日(土)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町・渋谷ほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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