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ライアン・ゴズリング、『きみに読む物語』レイチェル・マクアダムスをクビにしたかった!?

ライアン・ゴズリングが『きみに読む物語』の撮影中、共演のレイチェル・マクアダムスをクビにするよう、監督のニック・カサヴェテスに迫っていたことが分かった…

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レイチェル・マクアダムス&ライアン・ゴズリング-(C) Getty Images
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  • レイチェル・マクアダムス&ライアン・ゴズリング-(C) Getty Images
  • ライアン・ゴズリング-(C) Getty Images
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ライアン・ゴズリングが『きみに読む物語』の撮影中、共演のレイチェル・マクアダムスをクビにするよう、監督のニック・カサヴェテスに迫っていたことが分かった。

映画公開10周年を記念して、アメリカの放送局・VH1にカサヴェテスが「この話はすべきじゃないかもしれないけれど」と言いながら明かしたもので、撮影中のある日に事態は起きた。

「2人の仲が良くなかった日があったんだ。本当に“良くなかった”んだよ。150人くらい人がいるシーンを撮影しているとき、ライアンが来てこう言った。彼とレイチェルのシーンを撮っていたんだが、『彼女をここから連れ出して、誰か別の女優にカメラ外から台詞を言ってもらえないかな。彼女とは無理だ。何も得られないんだ』と言うんだ」。

カサヴェテスは撮影を一旦止めると、ライアンとレイチェルに2人で話し合って解決するように勧めた。「僕とプロデューサーも一緒に部屋へ入ると、2人は怒鳴り合いになった。僕が部屋を出て、煙草を1本吸い終わると、『さあ、撮影しようか』という感じでみんなが出てきた。その後はうまくいったよ」。

相当ないがみ合いを見せた2人だが、映画公開後の2005年には恋人同士になった。ライアンは「GQ」誌上で「レイチェルと僕のラブストーリーは『きみに読む物語』よりもずっとロマンティックだよ」と語っていたが、交際は2年で終止符が打たれた。
《冨永由紀》

好きな場所は映画館 冨永由紀

東京都生まれ。幼稚園の頃に映画館で「ロバと王女」やバスター・キートンを見て、映画が好きになり、学生時代に映画祭で通訳アルバイトをきっかけに映画雑誌編集部に入り、その後フリーランスでライター業に。雑誌やウェブ媒体で作品紹介、インタビュー、コラムを執筆。/ 執筆協力「日本映画作品大事典」三省堂 など。

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