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『X-MEN』監督、性的虐待訴訟の棄却を要求

ブライアン・シンガー監督が自身に対する性的虐待の訴えを棄却するように要求した。『X-MEN:フューチャー&パスト』手がけたシンガー監督の弁護団は3日…

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ブライアン・シンガー -(C) Getty Images
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ブライアン・シンガー監督が自身に対する性的虐待の訴えを棄却するように要求した。『X-MEN:フューチャー&パスト』を手がけたシンガー監督の弁護団は3日(現地時間)、シンガー監督から10代の頃に性的虐待を受けたと主張している匿名の英国人俳優からの訴訟を棄却するようロサンゼルス連邦裁判所に申し出た。

シンガー監督の弁護を務めるマーティ・シンガー氏は、今回の訴訟には法的根拠が一切なく、不適切な形で申請されたとしている。また、シンガー監督は原告側に対し、「法外」と言われるその裁判費用として30万ドル(約3,000万)を求めている。

この匿名英国人俳優の弁護士であるジェフリー・ハーマン氏は、シンガーとエンターテイメント界の大物、ゲイリー・ゴダードに対し5月に訴訟を起こしていたが、ゴダードもまた、今回のシンガー同様の棄却申請を6月に行っていた。原告の男性は、17歳の頃にロンドンにあるホテルの一室で虐待をされたと主張している。

この訴訟は、今年の初めに新進俳優のマイケル・F・イーガンがシンガーに対して同様の訴えを起こしたことに続いて発生していた。イーガンは1990年代後半にシンガーの自宅で行われたパーティーの際、薬物やお酒を服用させられた後、シンガー監督から性的虐待を受けたと主張している。

それに対してシンガー監督はこれらの不正行為を強く否定しており、この訴訟が最近公開された『X-MEN:フューチャー&パスト』の興行成績に対する妨害行為だと考えているという。「私に対するこれらの主張は常軌を逸した悪徳な行為であり、全くの虚偽です」とシンガーは以前にコメントしていた。

(C) BANG Media International
《シネマカフェ編集部》

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