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トム・クルーズとパラマウント・ピクチャーズに対する訴訟が却下

トム・クルーズとパラマウント・ピクチャーズに対する訴訟が取り下げられた。ライターのティモシー・パトリック・マクラナハン氏は、『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』の脚本アイデアを1998年に考案したのは自分だとして…

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トム・クルーズ -(C) Getty Images
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トム・クルーズとパラマウント・ピクチャーズに対する訴訟が取り下げられた。ライターのティモシー・パトリック・マクラナハン氏は、『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』の脚本アイデアを1998年に考案したのは自分だとして、トムと同スタジオを訴えていたが、裁判官は本件を棄却した。

「RadarOnline.com」が入手した書類によると、法廷側はなぜ本件が起訴手続きの欠落のために却下されるべきではないのかという理由を示すように発令したとのことだが、マクラナハン氏は時間通りに対応できなかったという。同書類には、「これは命令であり宣告です。標記の件は秘匿特権として、起訴手続きの欠落、さらに法廷からの発令に背くものとして却下されます」と記載されている。

本件で10億ドル(約1,000億円)を要求していたマクラナハン氏は、『ヘッド・オン』というプロジェクトのために自身が執筆した脚本がウィリアム・モリス・エージェンシーから跳ね返されたものの、同社はトム・クルーズの所属するクリエイティブ・アーティスト・エージェンシーのトップ・エージェントであるリック・ニシータを含む世界中の人が買う結果となったと主張している。

実際に、人気シリーズ第4弾である本作が公開された2011年に、マクラナハン氏はすでにプロットの酷似点を指摘していた。「この映画の脚本が、1998年の『ヘッド・オン』の著作権から法律に反して書かれて製作されたものだとすぐに気付きました」。

本件の賠償金としての約1,000億円という要求額は、本作のボックスオフィスの売上とDVDの売上、映画のレンタル料、寄付金、予算など全てを網羅するものだ。

(C) BANG Media International
《シネマカフェ編集部》

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