TBSで放送となる新ドラマ「東京スカーレット~警視庁NS係」の特別試写会が7月12日(土)に開催。主演の水川あさみを始め、生瀬勝久、菅原大吉、近藤公園、キムラ緑子、中村雅俊が舞台挨拶に登壇した。女性幹部をトップに据え、警視庁捜査一課に“女性目線”を取り入れるという名目で新設された“NS係”を中心に展開する1話完結型の刑事ドラマ。アラサー女子として仕事に人生に悩む女刑事にある暗い過去を心に抱えたやさぐれ刑事ほか、NS係の面々の活躍を描く。水川さんは、魅力的な共演陣を見やり「刺激的な最高に楽しい撮影をしています」と手応えをうかがわせる。さらに「生瀬さんがアドリブをたくさん仕掛けてくるので、どう挑もうかと頑張っています」とも。その生瀬さんは今年に入って、「隠蔽捜査」「MOZU」と立て続けに警察関係者を演じ、本作でも刑事役だが「生き残りのために何かしら新しいキャラクターを作っていかないといけない。いままでに見たことのない生瀬が登場します! 笑いなしです」と堂々と宣言する。この生瀬さんの“変化”について、捜査一課長を演じる中村さんは「普段よりもセリフをゆっくり話しています。オレが思うにただ、それだけ(笑)」と語り、場内は爆笑に包まれる。生瀬さんはこれに「セリフをゆっくり喋るのも技術が要るんですよ! あなた々俳優でしょ? 何で足を引っ張り合うの?」と慌てて抗議し、会場は再び笑いに包まれた。中村さんは、生瀬さんのみならず、ほかの共演陣の豊かな個性にも言及。「1話を見ましたが正直、物足りない。みんな、本当におかしくて個性的ですがそれがまだまだ生かされていないと思います。これから2話、3話と進むにつれて、全ての個性が発揮される日が来ると思っています」と本作の持つポテンシャルの高さに自信を覗かせていた。「東京スカーレット~警視庁NS係」は7月15日(火)22:00よりTBSにて放送開始。