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【MOVIEブログ】無料配信!女性のための官能映画:『髪結いの亭主』

女性の皆さん、永遠の愛を信じますか?

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『髪結いの亭主』
(c) 1990 LAMBART Productions - TF1 Films Production 『髪結いの亭主』
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女性の皆さん、永遠の愛を信じますか?

『髪結いの亭主』
(1990/フランス/パトリス・ルコント監督)
9月7日(日) まで無料動画GyaO!の「女性のための官能映画&ドラマ特集」にて無料配信!!
ご視聴はコチラ

“髪結いの亭主”というのは大辞林からの参照によれば“女房の働きで養われている男”のことで、いわゆるヒモ男です。理容師のダンナが怠け者の遊び人というのは万国共通らしく、日本では落語の題材となりフランスでは映画になっている。なんともワールドワイドでお得な立ち位置!そして落語の中では“愛を試すため”にひと騒動起こり、映画の中では“愛を終わらせないため”に衝撃の結末を迎える。今も昔も世界中どこでも、稼ぎの無いヒモ男にこそ永遠の愛を見いだせるのでしょうか?

子供の時から理髪師の女性に憧れていたアントワーヌは、あるとき町の小さな理髪店で美しい理髪師マチルドを見かけ、衝動的に店に入ってプロポーズをする。ホモの店主に店を譲られて一人で理髪店を営んでいた彼女はプロポーズを受け入れ、アントワーヌは憧れの髪結いの亭主となる。マチルドが働きアントワーヌは客と雑談したりクロスワードパズルをしたりしながら日々は過ぎ、彼らは二人だけの愛の世界で満ち足りた幸福な時を味わっていた。そして瞬く間に10年が経ち…。

監督はフランスの名匠パトリス・ルコント。フランス映画好きの皆さんにはおなじみの、女優を美しく撮る天才です。この作品の髪結いマチルドを演じるアンナ・ガリエナも、柔らかい白い肌の質感や画面から香り立つような官能は、まさにエロスの女神。対してアントワーヌを演じるジャン・ロシュフォールは公開当時に御年60歳。日本だったら還暦、赤いちゃんちゃんこですよ!数々の名作に出演したフランスの名優だけに元気…というかエロい雰囲気を全く失っていません。洗髪をするマチルドのパンティーを脱がせて愛撫するその姿、あるいはマチルドのワンピースをはだけて乳房を揉むその姿、非常にエロいです。

今までの解説でわかる通り、ヒモ男アントワーヌは財も無い、仕事も無い、友も少ない、若さも無い、とないないづくしの人間です。あるのはマチルドに対する溢れ出る愛だけ。そう、二人の間を繋ぐのは愛とそれを証明する愛の営みだけなのです。アントワーヌは言います“マチルドの滑らかなお腹が、妊娠して膨らむことなどありえない”と。そしてマチルドは言います“ひとつだけ約束してちょうだい。愛してる振りだけは絶対にしないで”と。結婚というのは当人同士の愛や肉体の交わりに加え、仕事、お金、社会との関わり、子供などなど多様な要素を含んでおり、それを二人で乗り越えていく事により性愛とはまた違う愛情のようなものが生まれるものだと風の噂で聞いた事があります。そのいずれもアントワーヌに求められないマチルドにはセックスしか愛の証がないのです。この愛は永遠に続くのか、いつか老いて欲望を感じて貰えなくなったら愛は終わるのか、生活のために彼は愛しているフリをするのではないか。愛の絶頂でその愛を永遠にするためにとったマチルドの行動が悲劇だったのか幸福だったのか、それは誰にもわかりません。美容室という小さな箱庭で演じられる美しい性愛の世界が、本当の愛なのかも誰にもわかりません。永遠の愛とエロスは、現実世界では誰も手に入れられない一瞬の夢のようなものなのかもしれません。

●今週の一言
「もし君がやせたら自殺してやる」
雑誌のダイエット記事を読むマチルドにアントワーヌが言う台詞。筋金入りの巨乳好きで彼女の柔らかい肢体を愛する彼ならではの発想ですが、女性なら愛する彼には“太っていてもやせていても君を愛しているよ”と言ってもらいたいですよね。だいたい、やせたり太ったりしたぐらいでいちいち自殺されたらいい迷惑ですから!

『髪結いの亭主』
(1990/フランス/パトリス・ルコント監督)
9月7日(日) まで無料動画GyaO!の「女性のための官能映画&ドラマ特集」にて無料配信!!
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《text:Lady M》

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