イヴ・サンローランを演じたフランスの新星ピエール・ニネ初来日!

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初来日を果たした、新星ピエール・ニネ/映画『イヴ・サンローラン』
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伝説の天才ファッションデザイナーの人生を描いた映画『イヴ・サンローラン』で主演を務めたフランス人俳優のピエール・ニネが初来日を果たし、8月8日(金)、都内ホテルの一室にて報道陣との質疑応答に応じた。

イヴ・サンローラン財団の初公認作品であり、本国フランスを始め世界各国で話題を呼んでいる本作。1957年に21歳でクリスチャン・ディオールの後を継いでデザイナーとしてデビューし、その後、自らの名を冠したブランドで“帝国”を築いたイヴ・サンローランの人生の光と影を描き出す。

プロモーションで世界各国を回ったピエールだが、初めて訪れた日本を「私にとっては大切な国であり、イヴ・サンローランも愛した国です」と語り、その印象については「来る前から、他者への敬意と礼儀を重んじる国だと聞いていましたが、実際に来てみて、それを感じますし、またエレガンスをも感じます。それはイヴ・サンローランにとっても重要なテーマでした」と語る。

今回、イヴ・サンローラン役のオファーが自身の元に届いたことは「思いも寄らないことだった」と述懐。

「パリで舞台のリハーサルをしている最中に監督から電話をもらい、『ビールでも飲もう』と誘われたんです。行ってみたら『世紀のラブストーリー、クリエーション(創造)の物語を書き上げたので出てほしい』と言われたんです。『誰を演じるの?』と聞いたら、『イヴ・サンローランだよ』と(笑)」と出演に至る経緯を明かした。

役作りに関しては「まずは映像を観察し、それから彼の声をiPodに入れて、1日に3~4時間ほど聞いて、彼の独特の脆さが表れている声を吸収するようにした」という。

さらに、実際にイヴ・サンローランの下で15年にわたり仕事をした人物にデッサンを学び、彼の肉体の動きを表現すべくフィジカル面での指導を受け、そしてファッション業界やクチュールでの仕事について知るべくデザインの講師にもついて学んだ。また、生前の彼を知る人物への聞き取りも行うなど入念な役作りを行なったという。

「最初は彼と共通する部分を探して、結局は彼も人間であり、演じることは可能だという考えようとしたんだけど、結果として自分とは全く違う人物だと分かりました。それゆえに、膨大な準備が必要だったんです」とふり返る。

唯一、彼と似ていると感じたのは“早熟性”。ピエールは10代前半で舞台デビューを果たし、その後も演劇の世界で若くして数々の作品に出演してきた。「僕はエネルギーのあり余った少年だったんです。役を演じ、物語を語ることでそのエネルギーを意義のあることに使えるということに気づいたんです」。

「役ごとにスタイルを変えるのが好き」と語るように、本作でイヴ・サンローランを演じる前後では全くタイプの違う役柄にチャレンジしている。「この作品の前はコメディで、つい2週間前に撮り終えた次回作はサスペンス。カメレオンのように顔を変えていく役者でありたいと思ってます」と語る。

さらに「脚本も書くし、フランスのTVシリーズでは監督も務めました。いまは長編映画の脚本を執筆中なんですが、これもぜひ実現させたいと思っています」と俳優にとどまらない幅広い分野で活躍中である。

最後にこの映画、そしてイヴ・サンローランという人物について「ここでは彼のダークな面も描かれています。彼は苦しみや孤独を抱えた人間でありましたが、それをクリエーションや芸術に転化させた人物」と説明。「アリガトウ」と微笑んで記者会見を終えた。

『イヴ・サンローラン』は9月6日(土)より角川シネマ有楽町、新宿武蔵野館、シネマライズほか全国にて公開。
《text:cinemacafe.net》

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