『ニシノユキヒコの恋と冒険』井口奈己監督、主演・竹野内豊の魅力を熱弁!

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井口奈己(監督)と佐々木浩久(プロデューサー)/『ニシノユキヒコの恋と冒険』ブルーレイ&DVD発売トークセッション
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  • 佐々木浩久(プロデューサー)/『ニシノユキヒコの恋と冒険』ブルーレイ&DVD発売トークセッション
映画『ニシノユキヒコの恋と冒険』のブルーレイ&DVD発売を前に8月10日(土)、キネカ大森にて本作の上映が行われ、井口奈己監督と佐々木浩久プロデューサーによるトークセッションが行われた。

芥川賞作家・川上弘美の人気小説の映画化で、主演に竹野内豊、共演の女優陣に尾野真千子、成海璃子、木村文乃、本田翼、麻生久美子、阿川佐和子ら豪華な顔ぶれが集結。顔も良くて仕事もセックスも優秀で女性に優しく、いつも魅力的な女性がそばにいるのに、何故かいつも女性の方から別れを告げられてしまうニシノユキヒコの美しくも切ない人生を描き出す。

当初、小説の脚本化にあたり「原作の構造が難しくてどうしたらいいのか?」と悩んだという井口監督。「幽霊で繋いでいく、幽霊と少女の映画にしようと考えた」と明かし、大好きだという山本薩夫監督の『牡丹燈籠』('68)をイメージとして佐々木プロデューサーに伝えたという。「オープニングで燈籠の間を風が通るところとかをイメージして、見えないもの(=幽霊)が来ている感じを描こうとした」と当初の意外なイメージを明かす。佐々木プロデューサーによると、そうした部分は、劇中の鎌倉の実景などにも表れているという。

脚本を執筆し、実際の撮影へと進んでいくが「時間がなくて、ロケハン(ロケーションハンティング)に付き合えず、不安もあった」とも。そんな中でも「自分たちが作ったセットの中で、俳優さんがいかに魅力的に映るか? そこを考えた」とふり返る。

海辺のシーンがたびたび登場する本作だが、井口監督が美術(担当:清水剛)において、イメージとして伝えたのが、吉田秋生の連載中の人気漫画で鎌倉を舞台にした「海街diary」。ちなみに「海街diary」は是枝裕和監督による映画化が先日、発表されたが、井口監督も「ビックリしました」とのこと。

佐々木プロデューサーは「(以前から)是枝監督と井口奈己は共通点があるというか、ロケ場所が似ていると思っていた」と明かし、「海街diary」映画化のニュースを聞いて「(是枝監督との類似が)またか!」と驚いたという。井口監督自身は、是枝作品をそこまで観たことがないそうで、意識したことはないというが「ロケハンの好みが似ているのかもしれませんね(笑)」と首をかしげていた。

衣裳に関しても井口監督は、担当の橋本庸子と「前の映画(『人のセックスを笑うな』のすぐ後に相談して『じゃあやります』と言ってもらっていた」と述懐。「(準備の)7年の間、橋本さんとは話してないけど信頼していました。彼女の中で練り込まれていて、衣裳合わせの段階で、相談するでもなく『これでいいでしょ』という感じだった」と長い準備期間と共に全幅の信頼を寄せていたと明かし、映画の撮影が「準備が7割」と持論を口にした。

主演の竹野内さんに関しては「すごく魅力的で、あんな完璧な顔の人は見たことなかった(笑)」と語りつつ、「スター然とした神経質なところが全くない」と現場での振る舞いに関しても絶賛。

演技面についても、慎重に言葉を選びつつ「『演技は上手くない』とか『長いセリフはやめた方が良い』なんて言う人もいますが、そういう基準じゃない良さがあるんです! “映画俳優”――カメラの前に立つ人としての能力がある。カメラの前で自由でいられる人だから、放っておいて見ることができた」と言葉を尽くして称賛を送った。

『ニシノユキヒコの恋と冒険』ブルーレイ&DVDは8月20日(水)発売。
《text:cinemacafe.net》

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