韓国発・実話に基づく心震わす家族の映画続々公開…『マルティニークからの祈り』

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『マルティニークからの祈り』 (c)2013 CJ E&M Corporation, All Rights Reserved.
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  • 『マルティニークからの祈り』ポスター (c)2013 CJ E&M Corporation, All Rights Reserved.
  • 『トガニ 幼き瞳の告発』2011 CJ E&M CORPORATION, ALL RIGHTS RESERVED.
  • 『トガニ 幼き瞳の告発』DVD-(C)   2011 CJ E&M CORPORATION,ALL RIGHTS RESERVED.
  • 『ソウォン/願い』 (C)2013 LOTTE ENTERTAINMENT All Rights Reserved
韓国映画界で、2012年公開の『トガニ 幼き瞳の告発』に続く衝撃の実話の映画化として物議を呼んだ、カンヌ受賞女優チョン・ドヨン主演の『マルティニークからの祈り』が、いよいよ8月29日(金)より全国にて公開される。

『トガニ 幼き瞳の告発』といえば、現在『怪しい彼女』がスマッシュヒット中のファン・ドンヒョク監督が「コーヒープリンス1号店」のコン・ユを主演に迎え、聴覚障がい者施設での凄惨な児童虐待の実態を描いて、韓国のみならず全世界を戦慄させた実話の映画化。

事件発覚後も、加害者である教員たちは法的な処罰を受けず教壇に立ち続けていたため、本作が460万人以上を動員する大ヒットとなると、世論が一体となって政府を動かし、やがて「トガニ法」という法律が施行されるという社会現象を巻き起こした。

いま、この『トガニ』さながらに、目を背けてはならない実話を映画という枠を飛び越え、日の当たる場所へ押し出し、伝えようとするのが、この『マルティニークからの祈り』と、そして、実際に起きた幼女暴行事件を基にした『ソウォン/願い』だ。

『マルティニークからの祈り』は、言葉も分からない異国の地で突然、身に覚えのない麻薬密輸容疑で捕まった平凡な主婦ソン・ジョンヨン(チョン・ドヨン)。フランスは人里離れたマルティニークの刑務所に収容された彼女が、絶望の中、愛する家族のもとへ帰るために闘った765日間の真実の物語が描かれている。

2007年、『シークレット・サンシャイン』で第60回カンヌ国際映画祭「主演女優賞」を受賞した世界的演技派女優のチョン・ドヨン。近年は妻となり、母となり、女優活動を休業していたが、約2年振りの本格復帰作に本作を選んだ理由について、「この事件のことは前から知っていましたし、とても興味深かったです。実話が基になっているという点、それはこの主人公ソン・ジョンヨンの話というだけではなく、誰の話にもなりうるという点で心を動かされました」 と、その思いを語る。

また、本作でメガホンを撮ったパン・ウンジン監督も、「映画よりも映画のようなことが起こるのがまさに現実」と言う。そして、「1人の女性の切ない事情にも魅力を感じましたが、一方で“残された家族は果たしてどうなったんだろう?”と思いました。一緒にいるときはあまりにも近くにいて、大切さに気付けなかった、家族のもとへ帰るまでを描いてみたいと思いました」と語り、祖国で焦燥を抱えながら主人公の帰りを待つしかなかった家族についても焦点を当てたことを明かしてくれた。

一方、『ソウォン/願い』(新宿・シネマカリテほか全国順次公開中)は、2008年に実際に起きた幼女暴行事件とその裁判結果をもとに描かれた、家族の苦しみと再生の物語。身体と心に生涯消すことのできない傷を受けながら、犯人の有罪を立証するため裁判で証言しなければならないソウォンと、その家族の姿は、目を背けたくなる事件でありながら、強い絆を感じさせる。監督は『王の男』のイ・ジュンイク。『シルミド/SILMIDO』のソル・ギョング、『美しき野獣』のオム・ジウォンが両親役を演じている。

この2作品に共通しているのは、文字通りの“絶望”に正面から向き合う家族の姿を丁寧に追っていること。起こってしまった出来事を受け入れ、家族への想いを頼りに生きていく…登場人物たちのその真摯な姿には、心が震えずにいられないだろう。

『マルティニークからの祈り』は8月29日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開。
《text:cinemacafe.net》

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