役所広司、黒澤明の愛弟子たちと会見 日本映画に尽力する覚悟を明かす!

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役所広司&小泉堯史(監督)&野上照代/映画『蜩ノ記』日本外国特派員協会・記者会見
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  • 小泉堯史(監督)/映画『蜩ノ記』日本外国特派員協会・記者会見
  • -(C) 2014「蜩ノ記」製作委員会
9月18日(木)、映画『蜩ノ記』の記者会見が日本外国特派員協会にて行われ、小泉堯史監督、主演の役所広司、そして、黒澤明の製作チームで記録係を担当していた野上照代が登壇した。

原作は、第146回直木賞を受賞した葉室麟の同名小説。10年後の切腹を申し付けられ、家譜を編纂しながらその時を待っている戸田秋谷(役所広司)のもとへ、お目付け役としてやってきた壇野庄三郎(岡田准一)が、秋谷とその家族と触れ合ううちに秋谷に尊敬の念を抱くようになり、切腹を申し付けられた真実にたどり着く…。

これまでに『バベル』などのハリウッド作品にも出演している役所さん。「アメリカに拠点を移し、ハリウッドで活躍する俳優もいるが?」と問われると、「小泉監督のもとで素晴らしい体験をした」と語り、「英語が話せれば今頃はアメリカで一生懸命仕事をしていたかもしれませんけど、今は日本映画で頑張りたい。日本映画を世界中の人に観てもらいたいので、そこに集中して仕事をしていきたいと思っています」と語り、日本映画の発展に尽力を注ぐ覚悟を明かした。

また、故・黒澤明監督の愛弟子として、海外でも名を知られている小泉監督は、撮影の手法や、黒澤組を継承した小泉組の雰囲気を聞かれると、「僕は黒澤さんから吸収したものをそのままやっているだけ。いまだに黒澤さんの助監督を続けているつもりなんです。だから、先生がここにいればなと思います」と黒澤監督への想いを語り、映画で描かれる秋谷と庄三郎の師弟愛を彷彿とさせ、海外の記者陣に感銘を与えていた。

それに対し、黒澤監督のもとで長年にわたり記録係を務めてきた野上さんは、「100点くれると思うよ」と太鼓判。さらに、黒澤監督についてのコメントを求められると「いま作品を観ても、本当に素晴らしい監督だったと思う。その当時、(そのことに私が)気づかなかったことが残念だけどね」と語り、あまりの辛口ぶりに記者たちも爆笑。

好きな作品を聞かれると「その日によって違う」としながらも、個人的に思い入れがある作品として『七人の侍』と『デルス・ウザーラ』を挙げ、喝采を巻き起こしていた。

映画『蜩ノ記』は10月4日(土)より全国にて公開。
《text:cinemacafe.net》

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