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【MOVIEブログ】TIFF2014 Day0 開幕前夜!

開幕前日。臨戦態勢というのはこういうことを言うのでしょう。六本木の特設事務局に週末引っ越すと、一挙に本番モードに突入した!

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開幕前日。臨戦態勢というのはこういうことを言うのでしょう。六本木の特設事務局に週末引っ越すと、一挙に本番モードに突入した!

今の職場の雰囲気は、高揚感と疲労と興奮と焦りとが入り混じった異常なもので、これはまさに本番直前特有なもの。このテンションは、日頃の生活では絶対に経験できない類のもので、ああ今年も来たなあという感じ。ともかく今年はやることが異常に多く、ほとんどの人がキャパオーバーでテンパっているのだけれど、それでもギスギスしたところが無いのが救い。映画祭事務局は明るい人が多いので、大変な状況でもゲラゲラ笑っているのがいいな。だからこんなにしんどくても毎年続ける人がいるのでしょう。

目下の心配は初日の天気。雨か…。

僕が何をやっているかと言えば、オープニング関連の細かい資料の作成。この会期直前のルーティン作業が長年の恒例になっていて、他にやらなければならないことはヤマのようにあるはずなのに、まあしょうがない。

そうこうしていると、海外ゲストがホテルに到着した、という連絡が入り、ゲスト・ホスピタリティー・チームは開幕した!今年はコンペの全15作品にゲストが予定されているので、こちらも大変だ。人が足りない。時間も足りない!しかも、突然大物ゲストの来日が浮上したりして、その交渉がアメリカ西海岸ということなので、時差が大変で担当者は全く寝ることが出来てないはず。うー、がんばってくれ…。

上映チームも深夜の上映チェックで連日徹夜。国内外プレス担当者の電話が鳴りやむことはなく、会場設営担当は冷え込みの厳しくなってきた深夜の立ち会いを続ける…。

僕の仕事は、この映画面白いからやろうよ、と勝手なことを言っていれば済むお気楽なものであり、実際の映画祭は無数のスタッフの、文字通り身骨を砕いた献身によって成り立っていて、極限状態(と呼んで全く大げさではない)で奮闘する彼ら彼女らの姿に対して、感動的であるという以外の言葉を思いつかない。身内を誉めるようで気が引けるけど、今回ばかりはお許しを。

みなのがんばりが報われますように!
《矢田部吉彦》

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