【おいしい映画】台湾のおもてなし料理で甦るそれぞれの食の記憶…『祝宴!シェフ』

韓流・華流

『祝宴!シェフ』-(C) 2013 1 PRODUCTION FILM COMPANY. ALL RIGHTS RESERVED.
  • 『祝宴!シェフ』-(C) 2013 1 PRODUCTION FILM COMPANY. ALL RIGHTS RESERVED.
  • 『祝宴!シェフ』に登場する料理-(C) Stylist:伊豫利恵(so-planning) Photographer:山下裕司(CRACKER-STUDIO)
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  • 『祝宴!シェフ』に登場する料理-(C) Stylist:伊豫利恵(so-planning) Photographer:山下裕司(CRACKER-STUDIO)
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「料理」を作ること、「料理」を食べることは「思い出」を呼び覚まし、「思い出」を味わうこと。「料理」には過去と今を“繋げ”、未来を変えるパワーがある。そんなことを教えてくれるのが『祝宴!シェフ』です!!

おもてなしの心を極めた伝説の宴席料理人だったいまは亡き父を持つシャオワンは、料理には全く興味のない、おしゃれ命のモデルを夢みる女の子。恋人の借金を肩代わりさせられ、料理の才能のない母が営む食堂に逃げ込んだシャオワンは、そこで50年前に父の料理を食べて出会った高齢カップルから「思い出の味を自分達の結婚式で作ってほしい」と依頼され、無謀にも「あなた方を幸せにします!」と依頼を引き受けてしまう。さらに全国宴席料理大会への出場も決意するのだが…。

料理の才能ゼロの母娘の前に現れた救世主のイケメン“料理ドクター”や、シャオワンファンの客3人組、さらに借金取りまで巻き込んで料理大会に出場するまでを描いた一連の展開は、まるでジェットコースターのよう。緩急織り交ぜ目が離せません。と、同時に随所に登場するおいしそうな料理の数々にも目が奪われっぱなし。

卵の黄色い花が咲いた「菊花貝柱蒸し」はまるで美しいアートのようだし、油で揚げる“音”までもがおいしそうな「レンコンのはさみあげ(劇中では『あなたが欲しい』という料理名!)」をハフハフしながら食べるシャオワン達の姿には思わず口がぽわ~んと開いちゃいます。湯気が立ち、香りがこちらまで漂ってきそうな「焼ビーフン」にも喉が鳴ること間違いなし!

料理のほかにも、赤提灯や花柄の壁、緑の箸など原色オンパレードの鮮やかな美術や音楽からも台湾を感じることができます。特に、シャオワンの母・パフィーにしか着こなすことのできない微妙にダサイ衣装と、彼女が音楽に合わせて軽快に踊る姿は劇場をあとにしてもきっと目に焼き付いて離れないハズ(かなり“味”のあるキャラクターです)。

笑って、驚いて、ほろっと泣けて。「料理を作ること」の意味を教えてくれる本作。料理が下手でも「喜んで作ること」が、作り手の味となり、思いになる。自分にとって「思い出の料理ってなんだろう?」とあらためて思い出してみたり、「誰かのために心を込めて料理を作ってあげたい」、そう思わせてくれるきっかけをくれる“1品”です。
《Umi》

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