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旧『007』ピアース・ブロスナン、2度目のスパイ役&大人のラブコメで大活躍

新作タイトルも発表された『007』シリーズで、かつてジェームズ・ボンド役を務め、世界中を魅了したピアース・ブロスナン。現在は、俳優業のほかプロデューサーとしても活躍しているが、ダニエル・クレイグ

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ピアース・ブロスナン主演/『ラブ・パンチ』 (C)LOVE PUNCH LIMITED / SND 2013
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  • ピアース・ブロスナン主演/『ラブ・パンチ』 (C)LOVE PUNCH LIMITED / SND 2013
  • ピアース・ブロスナン主演/『スパイ・レジェンド』 (C)2014 No Spies, LLC.  All Rights Reserved
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  • ピアース・ブロスナン主演/『スパイ・レジェンド』 (C)2014 No Spies, LLC.  All Rights Reserved
新作タイトルも発表された『007』シリーズで、かつてジェームズ・ボンド役を務め、世界中を魅了したピアース・ブロスナン。現在は、俳優業のほかプロデューサーとしても活躍しているが、ダニエル・クレイグにバトンタッチした“007”以降も、その魅力は衰えるどころか、年齢とともに円熟みを増し、ハリウッドきっての“渋メン”としてさまざまなジャンルの作品に挑戦。なんと『エクスペンダブル4』への出演もうわさされている。そのブロスナンが主演するまったくタイプの違う2作が、この冬、連続公開される。

まずは、全世界でヒットした『新しい人生のはじめかた』で人生に悩む熟年カップルを優しく、キュートに描いたジョエル・ホプキンス監督の最新作『ラブ・パンチ』が12月6日(土)より公開中だ。

ブロスナンが演じるのは、定年を迎えるその日に、会社が詐欺に見舞われ倒産してしまうという経営者、リチャード。楽しみしていた年金と退職金がすっかり消えてしまい、人生最大のピンチとなった彼が助けを求めたのは、別れた元妻のケイト。ふたりはお金を取り戻すためにやむなくタッグを組むが、やがて行動を共にするうちに、冷え切ってしまったロマンスが再熱されていく…。

相手役を演じるのは、『ハワーズエンド』でアカデミー「主演女優賞」を受賞し、近年では『『ハリー・ポッター』シリーズや『ウォルト・ディズニーの約束』での好演も記憶に新しいエマ・トンプソン。息の合った腐れ縁の夫婦を、愉快に魅力たっぷりに演じている。

フランスでオールロケを行っただけあり、パリの市街地でのカーチェイスやニースの美しいリゾート風景は必見。『007』へのオマージュも随所に散りばめられており、大人の恋のハラハラ、ドキドキと笑いを織り交ぜた大人が楽しめるラブコメディに仕上がっている。

そしてもう1本は、実に13年ぶりに“伝説のスパイ”に挑んだ『スパイ・レジェンド』が、2015年1月17日より日本公開となる。アメリカの作家ビル・グレンジャー原作による人気スパイ小説シリーズ「ノベンバー・マン」の中で最高傑作とされている「ゼア・アー・ノー・スパイズ」を、『オブリビオン』の脚本家コンビが5年がかりで現代風にアレンジし、映画化。

本作でのブロスナンは、「彼が通ったあとに、生き残った者はいない」とも言われる、伝説の元CIAエージェント、ピーター・デヴェロー役に。このピーターこそがコードネーム“ノベンバー・マン”であり、長年の諜報活動で自分が犯した数々の罪にトラウマを抱えている複雑なキャラクター。彼は守るべき者のため、そして自らの過去を清算するために、古巣であるCIAと自らが育てた現役のスパイを相手に攻防を繰り広げていく――。

ブロスナンが『007/ダイ・アナザー・デイ』以来、13年ぶりにスパイ役を演じた『スパイ・レジェンド』は、ひと足先に公開された全米ではスマッシュヒットを記録。すでに続編製作が決定しており、ジェームズ・ボンド、ジェイソン・ボーン、ジャック・ライアンといった大ヒット作に続く新たな本格スパイ・アクションシリーズとして期待されている。

お金に恋に奔走する、笑顔あふれる大人のラブコメか、やはりよく似合う洗練された華麗なるスパイか、あなたの好きなピアース・ブロスナンはどちら?

『ラブ・パンチ』はシネマート新宿にて公開中。
『スパイ・レジェンド』は1月17日(土)より全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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