『仁義なき戦い』（監督・深作欣二／1973年東映）は、“広島ヤクザ抗争”を、元組長の獄中手記を基に描いた飯干晃一のノンフィクション小説を映画化したもの。松方弘樹、梅宮辰夫、田中邦衛、金子信雄など豪華俳優陣が脇を固める。
［あらすじ］終戦直後の広島県呉市。復員してきた広能昌三は、その度胸と気っ風の良さを買われ山守組の一員となる。当時の呉には土居組、上田組など四つの主要な組があり山守組は微々たる勢力だった。そして山守組にとって大きな障害は地盤を誇る土居組。その土居組の若頭・若杉が山守組に加入したことで土居殺害計画が進められる。広能は土居殺害に名乗り出た若杉を止め、自ら襲撃し暗殺に成功する。そして山守組は勢力を伸ばしていくのだが……。
■菅原文太さんを偲んで「追悼 菅原文太さん『仁義なき戦い』」
2015年1月11日（日）12:30～14:30（BSジャパン）
【監督】深作欣二
【出演】菅原文太、松方弘樹、梅宮辰夫、田中邦衛、金子信雄 ほか
(C)東映
