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世界で最も稼ぐモデル、ジゼル・ブンチェンが最後のランウェイ出演で涙

世界で最も稼ぐモデル、ジゼル・ブンチェンが15日(現地時間)、サン・パウロ・ファッションウィークのショーを最後にランウェイを引退した。

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ジゼル・ブンチェン -(C) Getty Images
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世界で最も稼ぐモデル、ジゼル・ブンチェンが15日(現地時間)、サン・パウロ・ファッションウィークのショーを最後にランウェイを引退した。

ジゼルは以前からキャンペーン・モデルを務めている「コルチ」の2016年サマー・コレクションに出演した。客席の最前列には夫でNFLのスター選手、トム・ブレイディがあり、夫に見守られながら最後のランウェイを立派に務め上げたジゼル。ショーの最後にはモデル仲間たちや観客から盛大な拍手が起き、笑顔で応える彼女の目には涙が光っていた。

34歳のジゼルは14歳からモデルを始め、2000年から5年間、レオナルド・ディカプリオと交際していたことでも有名。20代になると数々のハイブランドに起用される売れっ子となり、アメリカの経済誌「Forbes」誌調べで「世界で最も稼ぐモデル」のトップの座に8年連続でついている。同誌によれば昨年の年収は4,700万ドル。

二児の母として、子育てを優先するためにランウェイ出演は引退するが、雑誌や広告などのモデルは続ける予定で、特別なプロジェクトの場合など、例外的にランウェイへ出演する可能性はあるという。
《冨永由紀》

好きな場所は映画館 冨永由紀

東京都生まれ。幼稚園の頃に映画館で「ロバと王女」やバスター・キートンを見て、映画が好きになり、学生時代に映画祭で通訳アルバイトをきっかけに映画雑誌編集部に入り、その後フリーランスでライター業に。雑誌やウェブ媒体で作品紹介、インタビュー、コラムを執筆。/ 執筆協力「日本映画作品大事典」三省堂 など。

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