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本年度アカデミー賞主題歌賞受賞!『グローリー/明日への行進』予告編が公開に

60年代アメリカにおける公民権運動における最重要人物として今もなお語られ続けているマーティン・ルーサー・キングJr.牧師。このほど、彼を主人公に描く初の映画『グローリー/明日への行進』のキービジュアルと予告編が解禁となった。

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『グローリー/明日への行進』 - (C) 2014 Pathe Productions Limited.All rights reserved.
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60年代アメリカにおける公民権運動の最重要人物として今もなお語られ続けているマーティン・ルーサー・キングJr.牧師。このほど、彼を主人公に描く初の映画『グローリー/明日への行進』のキービジュアルと予告編が解禁となった。

1965年3月7日、黒人の選挙権を求める525人が、マーティン・ルーサー・キングJr.牧師と共にアラバマ州セルマで立ち上がった。彼らは非暴力を貫きデモ行進を行うが、白人知事率いる州警察の暴力的鎮圧に、わずか6ブロックで妨げられてしまう。しかし“血の日曜日事件”として全米のニュースに流れたその映像は、人種をまたぎ、全国の同士たちの心に火をつける。2週間後、再び抗議のデモ行進が計画される。日々増え続ける参加者数は2.5万人にまで膨れ上がり、やがてその行進は、米国大統領を巻き込み、世論を、そして世界をも突き動かしていく――。

今からちょうど50年前の1965年、黒人の選挙権を求め決行されたセルマからモンゴメリへのデモ行進を描く本作。通称「セルマ大行進」と呼ばれ、「マーティン・ルーサー・キング・Jr.=キング牧師」が先頭に立ち、彼の号令のもと黒人や白人ら2.5万人もの人々が集まり、ただ歩くことでアメリカの歴史を動かした世紀の大行進として、アメリカの公民権運動の中で最も重要な出来事といわれている。

今回解禁する予告編では、デヴィッド・オイェロウォ扮するキング牧師のカリスマ性溢れた演説シーンと共に、父として、夫として、苦悩していた一人の35歳の男としての姿、そして彼を信じ支えた家族と仲間たちの姿が、本年度アカデミー賞で主題歌賞に輝いたコモン&ジョン・レジェンドによる心震える名曲「Glory」にのせて披露されている。



予告編冒頭で、「南部では黒人差別で何千人も殺されている」と、当時の凄惨な差別の現状を大統領に訴えかけるキング牧師。しかし、「君には問題が1つだが、私には101もある」と、大統領はまったく取り合おうとしない。さらに、キング牧師が白人の青年に正面から殴られるシーンも。だが、「あの白人の子、いいパンチ持ってるぞ」とユーモアで返すキング牧師の姿や、「権力で我々を押さえつけるなど断じて許されない」と力強く演説するシーンなど、既に感動作としての風格が漂う映像となっている。

キング牧師という歴史的な英雄という大役に大抜擢されたのは、『大統領の執事の涙』のデヴィッド・オイェロウォ。共演には、『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』のトム・ウィルキンソン、『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』のティム・ロス、主演のデヴィッドとは『大統領の執事の涙』にて既に共演済みのオプラ・ウィンフリーなど、名優たちがキャストに名を連ねている。

キング牧師を主人公に描く初の映画作品として注目の本作。まずは予告編から、歴史が変わる瞬間を体験してみて。

『グローリー/明日への行進』は、6月よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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