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【MOVIE BLOG】女性のための官能映画:『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』

女性の皆さん、ベルばら好きですか?

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『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』(c)2012 Zentropa Entertainments28 ApS, Zentropa International Sweden and Sirena Film Prague
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女性の皆さん、ベルばら好きですか?

『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』
2012年/デンマーク/監督:ニコライ・アーセル/出演:マッツ・ミケルセン/アリシア・ヴィキャンデル

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子供の頃、アニメ「ベルサイユのばら」で王妃マリー・アントワネットとスウェーデンの貴公子フェルゼンの大人の愛を観て、意味もわからず幼心にドキドキしませんでしたか? そんな多くの皆さんにぜひ観ていただきたいのがこの『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』。ここで描かれる美しき王妃と素敵すぎるお医者様の禁断の愛は、まさに実写版ベルばら! 決して過度な性描写があるわけではありませんが、全体に漂う愛と官能の香りをお楽しみください。

時は18世紀。英国王の妹カロリーネは、15歳でデンマーク王クリスチャン7世と政略結婚をするが、夫は偏屈なうえ女癖が悪く、すぐに夫婦生活は悪化する。また、英国で自由な思想に触れて育ったカロリーネにとって保守的なデンマーク王宮は息苦しく、彼女は次第にふさぎこんでいく。そんな折、外遊先で病を患ったクリスチャンはドイツ生まれの医師ストルーエンセを侍医として雇い、王宮に連れて帰る。博識で物腰柔らかく自由な思想を持つストルーエンセにカロリーネは次第に近親感を憶え、また、ストルーエンセも若く美しく、そして知的な王妃に心惹かれていくが…。

この映画で欠かせないのが主演二人の魅力。まず、カロリーネを演じるアリシア・ヴィキャンデルですが、本当に可愛い! まるで少女漫画から出てきたかのような現実味の無い愛らしさで、お姫様コスチュームも似合いまくりです。その魅力はハリウッドをも動かし、今年公開のガイ・リッチー監督の新作『コードネーム U.N.C.L.E.』ではヒロインに抜擢されて前途洋々な若手女優です。そして、ストルーエンセを演じるには我らがマッツ・ミケルセン! 一応説明しておきますと、『007/カジノ・ロワイヤル』の悪役や、TVドラマ「ハンニバル」のレクター博士など冷血な役がお似合いの、“デンマークの至宝”と言われている名優です。このマッツ・ミケルセンが発するエロス光線が尋常じゃない!包容力に溢れたまなざし、人生に疲れた風情、胸に秘めた情熱、強靭な肉体。美中年の色気が漂いすぎていて、見ているだけで妊娠しそうないい男です!

少女カロリーネには結婚に夢があり、前もって渡された夫の似顔絵は中々のハンサムで期待も膨らみます。ところが、実物は似顔絵と別人のような残念な人で落胆。出会い系サイトの写真と実物が別人のようなのと同様、似顔絵なんていくらだって盛れるし、性格までは分からないですから。嫌々ながらどうにか夜のお相手を勤め子どもを生んで義務を果たしますが、まだ若い彼女に愛の無い生活は堪え難いものとなります。そんなときに現れたストルーエンセは、仮面舞踏会の夜に物陰でカロリーネに激しくキスをする。そんな事をされたらひとたまりもないのが女です。貞淑な王女は、自ら男を寝室に招き入れます。このストーリー、まさにベルばらじゃないですか! 実際、カロリーネは1766年に15歳で結婚し、マリー・アントワネットは1770年に14歳で結婚と、境遇もよく似ています。

恋も愛も分からない子どものまま見知らぬ人と政略結婚をする。日本を含め、歴史物の中ではよくあるシチュエーションですが、たまたまいい人に当たる確率なんて10%くらいじゃないですか? 男性は相手が気に入らなければほかに女を作ればいいですが、女性が浮気をすると何故かメチャクチャ非難される。若くして結婚して夫とセックスレスになったら、自分を愛してくれる人に抱かれたいと思うのは当然のこと。セックスにだって、あんな事もしてみたい、こんな事もしてみたい! という冒険心があるはずです。(実際、だいぶ頑張っています。)だからといって浮気してもいいかというのは別問題ですが、古今東西、男も女も、その愛が許されないものであればあるほど激しく求め合い、悲劇的な結末を迎えるようです。

●今月の一言
「産むな」
カロリーネに妊娠を告げられてストルーエンセが言う台詞。これは、まずいですね~。美男子との100年の恋も一気に覚めるNGワードです。そもそも、妊娠したのはオマエが避妊しなかったからでは? 18世紀の避妊事情はよく知りませんが、散々いい思いだけして、子どもができたら産むなっていうのは最低のダメ男です。少女漫画だったら夢の駆け落ちパターンですが、そうはならない現実の厳しさを突きつけられる一言でもあります。

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《text:Lady M》

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