表参道・スパイラル開館30周年記念「スペクトラム ―いまを見つめ未来を探す」展

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表参道・スパイラル開館30周年記念「スペクトラム ―いまを見つめ未来を探す」展。高橋匡太 参考作品『ランディングプロジェクション』豊田市美術館(2013)撮影 : 豊永政史
  • 表参道・スパイラル開館30周年記念「スペクトラム ―いまを見つめ未来を探す」展。高橋匡太 参考作品『ランディングプロジェクション』豊田市美術館(2013)撮影 : 豊永政史
  • 表参道・スパイラル開館30周年記念「スペクトラム ―いまを見つめ未来を探す」展。毛利悠子 参考作品『アーバン・マイニング―― 『春の祭典』のための』撮影 : 片岡陽太
  • 表参道・スパイラル開館30周年記念「スペクトラム ―いまを見つめ未来を探す」展。栗林隆 参考作品『INVISIBLE』(2013) Chelsea College of Art and Design,London UK
10月に30周年を迎える、表参道・スパイラルでは、開館30周年を記念し「スペクトラム ―いまを見つめ未来を探す」展を、9月26日(土)~10月18日(日)の期間開催する。

1985年に青山に誕生したスパイラルは、「生活とアートの融合」という活動テーマのもと独自の文化活動を発信し続けてきた。2015年、スパイラルでは「スペクトラム」をコンセプトに、展覧会、サロン(トーク)など、様々なイベントを展開している。「スペクトラム」とは、英語で“連続体” や“領域”、プリズムを介して生じる色彩の配列を意味する。今日の日本では、現代美術、音楽、ダンスなどの既存の表現の垣根を超え、国籍も世代も問わず、領域横断的に創作をする全く新しいクリエーターが多数認められている。こうした各所で発生するいまだ評価の定まらない取り組みを、そのあり様から「スペクトラム」と称して、ひとつのムーブメントとして紹介する。

開館30周年を記念して開催される「スペクトラム ―いまを見つめ未来を探す」展では、現代の窮屈な日常や、時代の閉塞感に立ち向かい、表現領域にとらわれることなく、多彩な文化、思想、表現を吸収しながら、新しい価値を提示する作家4名を紹介。新時代を切り拓くエネルギーに満ちた作品を創造する作家らとともに、スパイラルも新しい価値創造に取り組んでいる。

参加作家は、栗林隆、榊原澄人、高橋匡太、毛利悠子の4人。本展コキュレーターの金澤韻によると、本展覧会は4人がそれぞれ現在感じていることや芸術上のミッションを話し合うところから始め、互いに考えを深めながら作り上げていったものだという。さらに、作家たちのユニークな視点と表現方法から、都市の目に見えないシステムや、その中をめぐるエネルギー、あるいは複雑さとその渦中を生きていく人間といったキーワードが見えてくるそうだ。

9月26日(土)のオープニングイベントでは、出展作家によるトークショーと、高橋匡太作品点灯式が行われ、これを皮切りに、10月3日(土)には「SLOW MOVEMENT ―The Eternal Symphony―」がスパイラルエントランスや近隣の特設会場に巡回されるほか、10月10日(土)~12日(月・祝)に、Dance New Air 2016 プレ公演 「サイトスペシフィックシリーズ vol.1『distant voceis』~青山借景」が開かれるなどする。

「スペクトラム ―いまを見つめ未来を探す」展に触れて、新しい時代の胎動を感じてみてはいかがだろうか。
《text:Miwa Ogata》

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