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【特別映像】いなくなったママへ…10歳の置き手紙『ぼくらの家路』本編到着

ドイツ・ベルリンを舞台に、突然消えた母親を捜し回る10歳と6歳の兄弟の成長と冒険を描いた『ぼくらの家路』が、ついに今週末、9月19日(土)より公開となる。このほど、行方知れずの母親に

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『ぼくらの家路』ー(C)PORT-AU-PRINCE Film & Kultur Produktion GmbH
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  • 『ぼくらの家路』メイキング&オフショット ー(C)PORT-AU-PRINCE Film & Kultur Produktion GmbH
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ドイツ・ベルリンを舞台に、突然消えた母親を捜し回る10歳と6歳の兄弟の成長と冒険を描いた『ぼくらの家路』が、ついに今週末、9月19日(土)より公開となる。このほど、行方知れずの母親に向けて10歳の少年が書いた置き手紙が胸を打つ本編映像が、シネマカフェにて解禁となった。

本作は、現代のドイツを舞台に、行方の分からなくなった母親を探して幼い兄弟が街を昼夜奔走する3日間の物語。シリアスな現実を目の当たりにし、傷つきながらも少しずつ逞しくなってゆく少年の心の機微を丁寧に描き、ベルリン国際映画祭をはじめ世界各国の映画祭で絶賛。本作が俳優デビューながら、兄のジャックを演じたイヴォ・ピッツカーも大きな注目を集めた。

不在がちの母親に代わって家事を一手に引き受けていたが、ある事件をきっかけに施設に預けられてしまったジャック。やがて、待ち望んだ夏休みが訪れる。しかし、迎えが数日遅れるという電話を最後に母親の行方が分からなくなり、ジャックは弟のマヌエルを連れて探し始める。

今回届いたのは、そんな2人がバスに乗っているシーンから始まる本編映像。マヌエルが疲れて眠ってしまい、ジャックは自分のバッグを枕にしてあげ、兄としての優しさを垣間見せる。マヌエルを下に残し、家に戻ってきたジャックだが、いつもなら鍵や伝言をしまっている下駄箱には何もなく、中に入ることができない。ノックや呼びかけも、薄暗い通路にむなしく響くだけ…。

ジャックは仕方なく「ママを捜してる」と伝言を残すが、よく見ると、施設を飛び出し、すでに一晩野宿をしているジャックの爪はひどく汚れている。それでも、彼は明日も訪ねるつもりなのだ。彼の痛切な想いは、母親に届くのだろうか? そしてラストにジャックの下した意外な決断とは?


この映像で強い印象を与えるのが、主人公ジャックを演じるイヴォ・ピッツカーだ。エドワード・ベルガ―監督をはじめとするスタッフは、6か月間にわたってベルリン中で行われたオーディションで、ようやく彼にたどり着いたという。

そのオーディションでは、こんなエピソードがあったと監督は明かす。“友人たちが外でサッカーをしているのに、自分だけ先生に宿題をさせられている”設定で即興を課せられたピッツカーは、サッカーが彼の人生でどれだけ重要なのか、なぜそんなに外にいる友人たちの元へ行かねばならないのかを、血管が浮き出るほど顔を真っ赤にさせ、監督に向かって叫び始めたというのだ。

誰よりも早く大人にならなくてはならなかった少年の複雑な感情と、“母親捜し”の先にある成長を凛然と演じきった小さな主演俳優に、ぜひ注目してみて。

『ぼくらの家路』は9月19日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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