Netflix初の劇場映画を手がけたフクナガ監督、過酷ロケで「マラリアになった」

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キャリー・ジョージ・フクナガ監督/『ビースト・オブ・ノー・ネーション』舞台挨拶
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大手動画配信サービス「Netflix」初の劇場映画『ビースト・オブ・ノー・ネーション』が10月24日(土)、第28回東京国際映画祭の正式招待作品として、東京・TOHOシネマズ新宿で上映され、メガホンをとったキャリー・ジョージ・フクナガ監督が舞台挨拶に立った。

ナイジェリア人作家ウゾディンマ・イワエラの同名小説を原作に、内戦が激化する西アフリカで、愛する家族と引き離され、少年兵士として過酷な状況を生き抜く主人公アグーの目を通して、戦争のおぞましさと人間の尊厳を問いかけるヒューマンドラマ。今年9月にヴェネチア国際映画祭のコンペティション部門に出品され、すでに世界各国の「Netflix」ユーザーに独占配信が始まっている。

「少年兵の悲しい現実は、皆さんにとって遠い国の出来事かもしれませんが、映画というフィルターを通して、主人公の気持ちに共感し、身近なテーマなのだと知ってもらえれば」とフクナガ監督。根底には家族愛というテーマがあるといい「前半は家族との日常を、軽やかに描き、微笑ましいシーンもあります」とアピールした。

撮影はガーナで行われ、「異文化が行き交う過酷な現場で、困難も多かった」といい、フクナガ監督自身も「マラリアになってしまった」。それでも「クルーが一丸となって作品づくりに情熱を注ぎ、結果的にはすばらしい体験になった」と誇らしげ。「Netflix」との映画製作については、「僕らを信頼し、応援してくれた。何より世界同時に皆さんに見てもらえるのはNetflixの大きな魅力」と語った。

『マンデラ 自由への長い道』でマンデラ氏を熱演したイドリス・エルバが、少年兵を率いる武装軍の指揮官を演じ、早くもアカデミー賞有力の声があがる本作。主人公のアグーを演じるアブラハム・アッターが、演技未経験にもかかわらず、ヴェネチア国際映画祭でマルチェロ・マストロヤンニ賞(最優秀新人賞)を受賞している。

第28回東京国際映画祭は10月31日(土)まで、メイン会場となる六本木ヒルズをはじめ、TOHOシネマズ新宿などで開催。『ビースト・オブ・ノー・ネーション』は「Netflix」にて配信中。
《text:cinemacafe.net》

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