『思い出のマーニー』子どものための映画祭で長編部門グランプリに!

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第32回シカゴ国際子供映画祭、「思い出のマーニー」が子供審査員アニメーション長編部門グランプリ
  • 第32回シカゴ国際子供映画祭、「思い出のマーニー」が子供審査員アニメーション長編部門グランプリ
10月23日より開催されていた第32回シカゴ国際子供映画祭は、11月1日に授賞式とクロージングパーティが行われ、10日間の幕をおろした。
「思い出のマーニー」が子供審査員アニメーション長編部門グランプリに輝いたものの、他のアニメーション各賞では、フランスアニメーションが多くの賞を受賞し、フランスアニメーションの存在感を見せつける格好となった。

シカゴ国際子供映画祭は、1984年にスタート。世界初のアカデミー賞公認子供映画祭、北米最大の子供映画祭として、世界的にも著名な映画祭だ。期間中の子供のオーディエンスは、2万人を超える。子供審査員や子供が制作した作品の賞が設けられているなど、子供の、子供による、子供のための映画祭といった感が強いのが特徴。昨年、若者審査員アニメーション短編部門グランプリを受賞した『The Dam Keeper』がアカデミー賞短編部門にノミネートにされたことは記憶に新しい。

本映画祭は、アニメーション映画祭ではないが、子供映画祭なだけに、アニメーション作品への注目度は高い。アニメーション部門の賞も多く設定されている。日本からは、長編部門の『思い出のマーニー』の他、短編部門に平川侑樹監督の『はくしょん!』、宮澤真理監督の『こにぎりくん』がノミネートされていたが、受賞は『思い出のマーニー』の1作品にとどまった。宮澤監督は、一昨年の『Twins in Bakery』、昨年の『Decorations』に続き、3年連続のノミネートで、『Decorations』は、昨年の子供審査員アニメーション短編部門グランプリに輝いており、2年連続の受賞が期待されたが、残念ながら受賞を逃した。

授賞式およびクロージングパーティーの会場は、映画祭を運営するFacetsのこじんまりとした劇場。アカデミー賞公認、「北米最大の子供映画祭」のクロージング会場としては、意外な印象を受けるが、アットホームなもてなしの中、フィルムメーカー、審査員、スタッフ達の談笑は弾んでいた。

映画祭最高賞と大人審査員アニメーション長編部門グランプリを受賞した『Adama』のプロデューサーPhilippe Aigle氏は、他のフランス作品の受賞盾を代理で受け取るため何度も登壇。彼がつぶやいた「これじゃまるでシカゴ"フレンチ"子供映画祭だね」という言葉に象徴されるように、最高権威のアニメーション映画祭「アヌシー国際アニメーション映画祭」の開催国、フランスの意地を見せたかのような映画祭だった。
[星野一軌]

[アニメ!アニメ!ビズ/www.animeanime.bizより転載]

第32回シカゴ国際子供映画祭、「思い出のマーニー」が子供審査員アニメーション長編部門グランプリ

《アニメ!アニメ!ビズ/www.animeanime.biz》

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