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岡田准一、青年期から老年期までを熱演!「海賊と呼ばれた男」映画化

「V6」の岡田准一を主演に迎え、百田尚樹・著の老若男女問わず幅広い人気を博すベストセラー小説「海賊とよばれた男」が映画化されることが決定した。

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『海賊とよばれた男』(C)2016「海賊とよばれた男」製作委員会
『海賊とよばれた男』(C)2016「海賊とよばれた男」製作委員会
  • 『海賊とよばれた男』(C)2016「海賊とよばれた男」製作委員会
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「V6」の岡田准一を主演に迎え、百田尚樹・著の老若男女問わず幅広い人気を博すベストセラー小説「海賊とよばれた男」が映画化されることが決定した。

1945年、B29の群れが東京上空を覆いつくし、無数の焼夷弾が落下してくる。迎撃するために燃え盛る東京をバックに離陸していく戦闘機「月光」。しかし燃料不足により、機数も少ないうえに上昇力も弱い月光は、あえなく迎撃されてしまう。その地獄のような光景を国岡鐡造はただ見つめているしかなかった。玉音放送が響く中、奇跡的に焼け残った国岡商店ビルから聞こえる鐡造の声。「愚痴をやめよ、戦争に負けてすべてを失おうとも日本人がいる限りこの国は再び立ち上がる。日本は石油を求め、石油をめぐる戦いに敗れた。今後この国が復活するためには石油が必要になる。だからこそ我々が働かなければならない!」。

主要燃料が石炭だった時代から、石油の将来性を予感して石油業にまい進してきた鐡造は、戦後、石油の販売ができないときにもラジオ修理などあらゆる業種に仕事を見出して店員たちを鼓舞し、誰にも屈することなく独自の経営哲学とその行動力により、石油販売網を拡大していく。そんな戦後の情勢下で日本の復興に向かって闘う男たちの物語――。

原作は「2013年度本屋大賞」第1位を獲得し、上下巻累計発行部数364万部を突破している百田さんの同名小説。老若男女問わず幅広い人気を博すベストセラーとなり、発表から3年の時を経てついに実写映画化が決定した。

主人公・国岡鐡造を演じるのは、「2015年日本アカデミー賞」にて、『永遠の0』で最優秀主演男優賞、『蜩ノ記』で最優秀助演男優賞をダブル受賞した日本を代表する俳優のひとりである「V6」の岡田さん。国内外の圧力に屈せずに、石油事業を通して日本人の誇りを追求する情熱を持ち続け、自らを支える仲間たちとの絆を何よりも大事にした熱き男の、“海賊”と呼ばれた青年期から、数々の困難を乗り越え“侍”と恐れられた老年期までを好演する。

そんな岡田さんは「オファーをいただいたときは正直驚きましたが、山崎貴監督が『共に戦おう』とおっしゃって下さいました。山崎監督を始めとした『永遠の0』チームで再び撮影できることを大変嬉しく思いますし、主人公の国岡鐡造のように数々の苦難を乗り越え、道を切り開いていく姿を体現できたらと思っています」と喜びと撮影への意気込みを語った。

そして本作の監督を務めるのは、『ALWAYS 三丁目の夕日』『永遠の0』で日本アカデミー賞最優秀監督賞を受賞し圧倒的なストーリーセンスで人気を博している山崎監督。本作では単独で脚本も手がけている。山崎監督は「終戦直後のあの時代、皆が下を向いていたときに、とんでもないことをしでかした男たちが居たと言うことへの驚きが原動力です。その背景を探求したくなったのです」と映画化へのきっかけを語り、主演に岡田さんを起用したことについては「一人の役者で若い時代から壮年までを通したいと思いました。それを実現できるのは岡田君しか居ないと思いました」と期待を込めたコメントを寄せた。

また、そのほかスタッフにも、興行収入87.6億円を突破し2015年アカデミー賞で最優秀作品賞、最優秀監督賞、最優秀主演男優賞ほか計11冠を記録した『永遠の0』で日本中を感動の渦に巻き込んだチームが再集結する。ほかの俳優陣など続報にも期待だが、若い時代から壮年までをひとりで演じる岡田さんがどんな演技をみせてくれるのか注目したい。

『海賊とよばれた男』は2016年冬、全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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