アンジーと話をして出演へ心が動いたとはいえ、映画はできてみないとわからないもの。「不安はありましたよ。それでもアンジーを信頼できた理由は、彼女の人柄やこれまでの活動ですね。UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)と一緒に世界中の難民の人たちのために活動し、ずっと支援をしています。ていうか、日本語だと名前が難しいですよね(笑)。僕も彼女に紹介してもらいレバノンに行かせてもらい、シリアの難民の人たちと一緒に時間を過ごしました。彼女はそういう活動、サポートを何年もずっとしている。未来に貢献するためアクションを起こしている。今回の作品も彼女のミッションのひとつだと感じました。最初にお会いした時にはブラッドもいて、“What’s my name, what’s my name”って僕の曲を歌ってくれて(笑)ライブにもよく来てくれます。彼らはもちろんスターではあるけれど、親として、人間として本当に勉強させられます。今回、打ち上げのときに、“MIYAVIのパフォーマンスをみんなに見せたい”と、日本からクルーを呼んで、共演者や関係者の前でライブを企画してくれました。みんな、軍服姿のMIYAVIしか知らないだろうからって(笑)撮影中は、他のキャストとは距離を置いていましたが、撮影を終え、一緒にセッションをやったり乾杯できて楽しかったです」。