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V・ハジェンズ、“セドナの岩への落書き事件”で11万円の罰金を払う

最強のパワースポットとして日本人にも人気のアメリカ・アリゾナ州のセドナ。今年のバレンタインデーに長年の恋人・オースティン・バトラーとセドナを訪れたヴァネッサ・ハジェンズは、セドナの岩にハートマークと…

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ヴァネッサ・ハジェンズ-(C) Getty Images
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最強のパワースポットとして日本人にも人気のアメリカ・アリゾナ州のセドナ。今年のバレンタインデーに長年の恋人・オースティン・バトラーとセドナを訪れたヴァネッサ・ハジェンズは、セドナの岩にハートマークとその中に“Vannessa&Austin"と彫ってラブラブぶりを見せつけていた。

しかし、その写真をSNSに投稿したことで、最長6か月の禁錮刑か最大5,000ドル(約54万円)の罰金を科される事件へと発展。最終的にヴァネッサが罰金1,000ドル(約11万円)を払うことで決着が付いたと「AP通信」が伝えている。

11万円の罰金は「Friends of Forest」と呼ばれるボランティア団体が岩を修復するために使われる。セドナの「ココニノ国立の森」の代表者・ブレイディ・スミスさんによると、セドナでは観光客による自然破壊が問題となっているが、その多くは誰によるものなのかを特定できず、罰することができないのが実情だという。

そんな中、ヴァネッサは自ら自然の岩を傷付けた写真を掲載したため、しっかりと罰せられることに。「バレンタインデー旅行の記念に」と悪気なく、無邪気に彫ったハートと名前が“自然を壊す落書き”扱いされ、こんな大事件に発展するとはヴァネッサも想像していなかったことだろう。悪いお手本にはなってしまったものの、セドナの自然を壊してはならないと自身の体験をもってみんなに伝えてくれた。
《賀来比呂美》

休日は猫とお酒と海外ドラマ♪ 賀来比呂美

大学で映画学を専攻、卒論のテーマに『ガタカ』を取り上げる。卒業後は映画やドラマのロケ地で有名なバンクーバーに留学し、街中に溶け込むベニチオ・デル・トロやアイス・キューブを見かけて大興奮。映画三昧の生活を送る。帰国後、数社を経て雑誌編集者として出版社に勤務。シニアの愛猫と過ごす時間を増やすべく、2016年からフリーランスライターに。執筆ジャンルは映画、音楽、ペットなど。人の話を聞くのが大好きで、俳優、ピアニスト、医師など数百名への取材経験あり。

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