ヘレン・ミレン&メリル・ストリープら…この冬、強靭な女性リーダーに注目!

映画

『アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場』 (C)eOne Films (EITS) Limited
  • 『アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場』 (C)eOne Films (EITS) Limited
  • 『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』 (C)2016 Pathe Productions Limited. All Rights Reserved
  • 『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』ポスタービジュアル  (C)2016 Pathe Productions Limited. All Rights Reserved
  • 『未来を花束にして』(C)Pathe Productions Limited, Channel Four Television Corporation and The British Film Institute 2015. All rights reserved.
  • 『オケ老人!』メイン写真 (C)2016荒木源・小学館/「オケ老人!」製作委員会
  • 『オケ老人!』新ポスター (C)2016荒木源・小学館/「オケ老人!」製作委員会
  • 『ローグワン/スター・ウォーズ・ストーリー』 (C)Lucasfilm 2016
  • 『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』ティザーポスター(C)Lucasfilm 2016
米国大統領選挙を控え、共和党のドナルド・トランプ候補と民主党のヒラリー・クリントン候補の激戦が伝えられている中、初の女性大統領が誕生するかもしれない昨今、まさに“女性”が作品のキーワードとなる映画が続々公開を控えている。そこで、強靭な女性がリーダーとなり、活躍を見せるこの秋冬の映画をご紹介!

まず、12月23日(金)より公開される『アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場』は、アメリカ・イギリスの合同軍事作戦で1人の少女を犠牲にしてテロリストを殺害するか否か、ドローン操縦士の迷いと、遠く離れた会議室での閣僚たちの議論を中心に描かれる軍事サスペンス。現実としてドローン攻撃の誤爆による犠牲者が生まれている、現在の戦争への疑問をストレートに描く。

本作で、テロリストが潜伏する現場と軍事作戦の会議室の間に立ち、攻撃指示のコントロールを担うキャサリン・パウエル大佐を演じるのが、ヘレン・ミレン。2006年、『クィーン』でアカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞、全米映画俳優組合賞、英国アカデミー賞など多数受賞した、言わずと知れたイギリスを代表する国際派女優だ。彼女の役柄や起用に関して、『ツォツィ』(’05)でアカデミー賞外国映画賞を獲得し、『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』などを手掛けた本作のギャヴィン・フッド監督は、「この役をヘレンにしたのは素晴らしい考えだった。“女性なら引き金を引く前にためらうだろう”と思うが、同時にこれはヘレン・ミレンだ、悪役もこなすと分かっている。彼女がどっちに行くのか、観客はさっぱり分からない。ヘレンはこの人物を完璧なバランスで演じている」と、彼女の演技に絶賛を贈っている。

そんなヘレンと共演するのは、大人気テレビドラマ「ブレイキング・バッド」で3度のエミー賞を受賞しオファーが殺到中のアーロン・ポール、日本公開作品としては本作が遺作となった『ハリー・ポッター』シリーズのアラン・リックマンら、豪華な顔ぶれ。さらに、『英国王のスピーチ』でアカデミー賞主演男優賞を受賞した、『ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ』『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』のコリン・ファースが、プロデューサーを務めていることにも注目だ。

そして、『クィーン』のスティーヴン・フリアーズ監督が手掛ける、ニューヨーク社交界の実在のソプラノ歌手、フローレンス・フォスター・ジェンキンスをモデルにした笑いと感動ドラマ『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』は、12月1日公開。10月25日から開幕する第29回東京国際映画祭のオープニングを飾る作品としても、話題を呼んでいる。

主人公フローレンスを演じるのは、アカデミー賞の常連であるメリル・ストリープ。絶世の音痴であるにもかかわらず、ソプラノ歌手の夢をもつフローレンスと、その夢を守るため奔走する夫(ヒュー・グラント)、雇われたお人好しのピアニストとともに、彼女が夢に見るカーネギーホールでのコンサート開催を目指す。夢をもつことの尊さと、あらゆる手段で彼女に夢を見続けさせる夫の献身な姿が胸を打つ。そんなフローレンスの魅力を全身で体現するメリルの名演に、まさに男たちが振り回され(?)、惹きつけられている。なお、メリルは2017年1月公開『未来を花束にして』では、実在の女性運動家エメリン・パンクハーストにも扮している。

また、日本映画では、チームの指揮官という言葉そのままに、映画初主演の杏が演じる女性指揮者が活躍する『オケ老人!』が11月11日公開。荒木源の小説を基に、老人ばかりのアマチュアオーケストラ「梅が丘交響楽団」に入団してしまった主人公の女性を、杏さんが熱演する。始めは戸惑いながらも、彼ら全員をひとりひとり、指揮者としてまとめ上げる力強い存在感を見せている。

加えて、年末に公開が控えるハリウッド超大作でも、女性たちが大活躍を見せる。全世代に絶大な人気を誇る『スター・ウォーズ』シリーズのアナザーストーリーを描いた『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(12月16日公開)。昨年末に公開され大ヒットを記録した『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』でも新進女優デイジー・リドリーが中心人物となったが、本作の主人公ジンを演じるのは、『インフェルノ』のフェリシティ・ジョーンズ。ジンを筆頭に寄せ集めの極秘部隊“ローグ・ワン”が結成され、デス・スターの設計図を奪う困難かつ無謀なミッションに挑む。

また、日本が誇る大人気ゲームを基に、ミラ・ジョヴォヴィッチが主演を務める世界的人気シリーズの最新作『バイオハザード:ザ・ファイナル』(12月23日公開)も控えており、日本から参加したローラ、クレア役でカムバックするアリ・ラーター、モデルで女優のルビー・ローズなどが出演する。

まるで、女性が世界の牽引者となる日を待ちわびているかのような、映画界での彼女たちの活躍に目が離せない!
《text:cinemacafe.net》

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