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美容師と盲目の少女の恋の物語『ちょき』、レコード入りパンフ発売へ

12月3日(土)より公開される吉沢悠と新星女優・増田璃子主演の映画『ちょき』。本作で、吉沢さん演じる主人公の美容師がレコードを大切に聴いていることから、映画のオリジナルサウンドトラックをレコードに

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『ちょき』レコード入りパンフレット (C)2016「ちょき」フィルムパートナーズ
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12月3日(土)より公開される吉沢悠と新星女優・増田璃子主演の映画『ちょき』。本作で、吉沢さん演じる主人公の美容師がレコードを大切に聴いていることから、映画のオリジナルサウンドトラックをレコードにし、パンフレットをレコードジャケットに封入する形で発売することになった。

自然豊かな和歌山市の商店街にある美容室”HATANO”。レコードとコーヒーが好きな波多野直人(吉沢さん)は美容師を、妻・京子(広澤草)は美容室の2階で書道教室をしていた。7歳の瀬戸サキは、その書道教室に通っていた問題児だが、京子はサキを自分の娘のように可愛がっていた。直人と京子の間に子どもはいなかった。

時は経って10年後、1本の電話がかかってくる。それは10年前のある事件以来、会っていなかった成長したサキ(増田さん)だった。彼女は視力を、完全に失っていた。そして直人も最愛の妻・京子を5年前に亡くしていた――。

小さな街の小さな美容室を舞台に、盲目の少女と美容師のおじさんの、ていねいで、愛おしい、小さな恋の物語を描く本作。劇中、美容師の直人は、いまは亡き妻と買ったレコードプレイヤーでレコードを聴くことを大切にしているという設定があり、映画の世界観を踏襲し、サウンドトラックもレコードでの発売となった。

劇中音楽と主題歌を手掛けるのは、ミュージシャンのおおはた雄一。代表曲「おだやかな暮らし」は坂本美雨、「クラムボン」など多くのアーティストにカバーされるシンガー・ソングライター、ギタリストだ。

さらに、レコードジャケットに同封されるのは、劇場パンフレット。おおはたさんが『ちょき』のオフライン試写を観て書き下ろした主題歌の歌詞や、主演の増田さん、吉沢さんのコメント、さらにおおはたさんのライブに行き、劇中音楽と主題歌オファーを決めた金井純一監督とのスペシャル対談も記載。オファーに至った経緯や、作曲での苦労などが語られている。

ジャケットには、ポスター同様、写真家・川島小鳥の撮りおろし写真が使用されており、レコードジャケット特有に風合いを醸し出しているのがポイント。なお、このレコードサントラ&パンフは公開劇場、おおはた氏のライブ会場などで販売予定で数量限定となっている。

また、11月11日(金)20時30分ごろ~、LINELIVEのおおはたさんのチャンネルに金井監督がゲスト出演、レコードをかけながら映画談義する予定。

『ちょき』は12月3日(土)より渋谷HUMAXシネマにて期間限定レイトショー公開。
《シネマカフェ編集部》

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