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【インタビュー】『ハリポタ』から『ファンタビ』へ…魔法界を知り尽くした監督&製作者の信頼関係

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『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(C) 2016 Warner Bros. Ent.  All Rights Reserved.Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights (C) JKR.
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  • ニフラー/『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(C)2015 WARNER BROS ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED
  • 『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(C) 2016 Warner Bros. Ent.  All Rights Reserved.Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights (C) JKR.
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そんな魔法界の物語が、これだけ多くの人たちを惹きつけてやまない理由は何だろうか?

イェーツ監督は「キャラクターたちにあると思うよ」と断言する。「ジョーはそういうキャラクターたちを作り上げる才能の持ち主だからね。彼らがどんなふうに見えようとも、“自分の仲間にしたい”と思うような人たちばかりだと思うんだ。『ハリー・ポッター』では、ハリーとロンとハーマイオニーがいて、本作ではニュートとティナとジェイコブとクイニーがいる。みんな、ものすごくかわいい。それは世界の人たちに通じると思うんだ。それから、僕が一番好きなビーストは、サンダーバードだね。すごくかわいいと思うから」。

すると、ヘイマンは「この映画が人気があるのは、魔法動物も“より人間らしく”描かれているからだと思う」と続ける。「僕らは魔法動物を人間と同じような視点で見ている。だから、彼らがいじめられたりすると、人間がいじめられているように思えてしまう。僕らが一番描きたいのは、結局は人間だと思うんだ」。

「だから、恋愛関係も描きたい、というのは当然だよね」とヘイマン。本作では、ニュート&ティナ、ジェイコブ&クイニーという、“かわいい” 2組の大人のカップルが誕生する。すでに映画を目にした人たちは、エディをはじめ、キャサリン・ウォーターストン、ダン・フォグラー、アリソン・スドルら、演じたキャストたちにもすっかり夢中になっている様子だ。

では、本シリーズでの“闇の魔法使い”グリンデルバルトについては…?

「グリンデルバルトのほうが(ヴォルデモートより)危険だと思うよ」と、監督はズバリ言う。「グリンデルバルトは、彼の哲学で人々の思考や心を奪うことができたからね。ヴォルデモートのやっていることは、より分かりやすくて。弱者をいじめるし、誰であっても押しのけたいと思っているような人なんだ。そして腕力によって支配しようとする。だけど、グレンデルバルトは、頭のいいやり方をするから危険だよ」。

そんな監督の言葉を受け、ヘイマンも「彼のやっていることには同意はできなくても、なぜやっているのか理解はできる。この映画の中でも、『なぜ僕ら(魔法使い)は隠れていなくてはいけないのか?』と言っているしね」と語る。アメリカの魔法界と人間界は、完全に分断された状態にあるためだ。2作目以降は、よりダークさを増していきそうだが…。

つい先日、『ファンタビ』シリーズ全5作も手がけることが決まったイェーツ監督は、「これから数年も、素晴らしい物語を語り続ける機会を得られる。それが何より嬉しい。僕らには、この世界を愛してくれた人たちのために、映画を観に来てくれた人たちのために、自分自身に挑戦して、より良い作品を作っていくという責任がまた生まれるということなんだ」と真摯に語る。

そして、監督とともに『ファンタビ』シリーズを育てるヘイマンも、「僕らの関係性でいいのは、お互い、エゴがないこと。お互い、自分たちが作っている作品に対して同じような野心があること。それから、自分たちがこれまでやってきたことに同じように感謝していて、一緒に仕事をしてきた人たちにどれだけ恵まれてきたのかにも感謝していること」と語る。「幸い、僕らの友情関係は確固としているし、信頼できるものだ。だから、お互い挑戦し続けることができるんだ」。

では最後に、『ハリポタ』シリーズの主人公たちとの現在の友情は?

ヘイマンは、「子どもの成長をものすごく誇りに思っている親戚のおじさんになった気分だよ」と言う。「例えば、エマ(・ワトソン)が国連で“He For She”キャンペーンのためにやったスピーチを見たかい? 俳優として彼女がいまやっている活動は、本当に素晴らしいことだと思うんだ」。

「かと思えばダン(ダニエル・ラドクリフ)も、彼が選ぶ映画を観ると、その勇気が素晴らしいよね。必ずしも、誰もが好きになるような映画ではないかもしれないけど。彼は失敗を恐れていない。勇気がある証拠だ。エマとは今週ランチを食べたし、ダンにも数か月前に会ったんだ。彼らに毎日会うことはないし、ルパート(・グリント)とは1年くらい話してない。だけど、彼らが僕の人生にとって、いまだにすごく大事な存在であることに変わりはないよ」と明かす。

特に最近のエマについては、「彼女のおかげで、“He For She”での活動は、ものすごい数の人たちが注目することになった。だから、彼女が人間として成長している姿を見て、本当に誇りに思うよ」。
《シネマカフェ編集部》

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