帝王vs異端児、天才ジャズトランペッターを描く2作がアツい!『MILES AHEAD』『ブルーに生まれついて』

映画

『MILES AHEAD マイルス・デイヴィス 空白の5年間』
  • 『MILES AHEAD マイルス・デイヴィス 空白の5年間』
  • 『ブルーに生まれついて』 (C)2015 BTB Blue Productions Ltd and BTBB Productions SPV Limited.ALL RIGHTS RESERVED.
  • 『MILES AHEAD マイルス・デイヴィス 空白の5年間』メイン写真
  • 『ブルーに生まれついて』 (C)2015 BTB Blue Productions Ltd and BTBB Productions SPV Limited.ALL RIGHTS RESERVED.
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  • 『ブルーに生まれついて』 (C)2015 BTB Blue Productions Ltd and BTBB Productions SPV Limited.ALL RIGHTS RESERVED.
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この冬、ジャズ史に残る名演奏で長く語り継がれ、いまなお絶大な人気を誇るジャズトランペッターを題材にした2作品が続々公開となる。『アベンジャーズ』シリーズや『ホテル・ルワンダ』のドン・チードルは、ジャズ界の帝王と呼ばれたマイルス・デイヴィス、『6才のボクが、大人になるまで。』のイーサン・ホークは、甘いマスクと歌声を持つ伝説の異端児チェット・ベイカーをそれぞれ熱演。天才たちの光と影を描き、その漂うカリスマ性と破天荒な生き様に魅了される、この2作品に迫った。

●ドン・チードルが“帝王”マイルス・デイヴィスに!『MILES AHEAD/マイルス・デイヴィス 空白の5年間』(12月23日公開)

マイルス・デイヴィス没後25年に初の映画化となった本作は、名優ドン・チードルが主演・共同脚本・製作を務め、監督デビューを飾った渾身作。ジャズ・ミュージックの歴史を語るうえで欠かすことのできない巨人であり、既存のジャンルやスタイルの枠を軽々と打ち破り、革新的なサウンドを創造したマイルス・デイヴィス。本作では、マイルスのキャリア空白期にスポットをあて、偉大なる”帝王”の音楽と人生の本質に迫る。

創作活動を休止していたマイルスの自宅に、彼のカムバック記事を書こうとしている音楽記者デイヴ(ユアン・マクレガー)が押しかけてくる。ドラッグと酒に溺れるマイルスは、創作上のミューズでもあった元妻フランシスとの苦い思い出にもとらわれ、キャリア終焉の危機に瀕していた――。

物語は、スリリングなクライム・アクション風の現在と、ロマンティックでムーディーな過去が交錯し、史実とフィクションを織り交ぜながらスリリングに展開。常に型破りで革新的だったマイルスの生き方、パッションにしびれる人間ドラマエンターテインメント作品となっている。

●イーサン・ホークが“異端児” チェット・ベイカーに!『ブルーに生まれついて』(現在公開中)

まるでジェームズ・ディーンを彷彿とさせる甘いマスクとソフトな歌声で人気を誇ったトランペット奏者チェット・ベイカー。黒人アーティストが主流のモダン・ジャズ界において、マイルス・デイヴィスをも凌ぐ人気を誇るといわれ一世を風靡。しかし、麻薬に身を滅ぼし過酷な日々を送っていた…。

そんなチェットがある女性との出会いによって再生する姿を描いた本作は、どうしようもなく破滅的でありながら、純粋で愛すべき男をイーサン・ホークが渾身の演技で挑み、オスカー有力と絶賛を浴びた話題作。低迷期からのカムバックにスポットを当て、彼を支えた女性との痛切なラブストーリーを織り交ぜ、愛と孤独、救済といった普遍的なテーマをエモーショナルにあぶり出していく。

ともにオスカーにノミネートされた経験のある実力派の2人は、それぞれトランペットの猛特訓を経て撮影に臨んだという。迫真の演技はもちろんのこと、『MILES AHEAD/マイルス・デイヴィス 空白の5年間』では豪華アーティストたちが集結した圧巻のエンディング・ライヴシーン、『ブルーに生まれついて』では「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」などをしっとりと歌い上げるイーサンの歌声も必見。

ジャズミュージシャンの人生の光と影が映し出された、単なる伝記映画とはひと味違う全身で体感したい音楽映画となっている。
《text:cinemacafe.net》

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