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【独女のたわごとvol.35】最近、泣けていますか?涙活にもピッタリ『君の膵臓をたべたい』

こんばんは、古山エリーです。夏、本番ですね。猛暑ですから汗をかくのは当たり前ですが、電車やお店で汗が止まらなかったりすると、もしかしていよいよ更年期か…と不安になり、恋してドキドキしたいのに、違うドキドキで日々過ごしている四十路です。

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『君の膵臓をたべたい』(C)2017「君の膵臓をたべたい」製作委員会 (C)住野よる/双葉社
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こんばんは、古山エリーです。夏、本番ですね。猛暑ですから汗をかくのは当たり前ですが、電車やお店で汗が止まらなかったりすると、もしかしていよいよ更年期か…と不安になり、恋してドキドキしたいのに、違うドキドキで日々過ごしている四十路です。今宵もたわごとお付き合いくださいませ。

先日、友人とその彼氏(アメリカ人)とご飯を食べながら話題になったのは、“女のひとり飲み”についてでした。東京に暮らしていると、ひとりご飯もひとり飲みも、ひとり旅だって当たり前だと思っていましたが、どうやら欧米では女性がひとりバーで飲んでいると「どうしたの?」(かわいそうな意味を含む感じ)という目で見られるらしいです(えっ…ウソでしょ?)。ってことは、私の日常って…「どうしたの?」の塊ってことですか? そういうことですか? いやいや、周りからどう見られようと私は私、それなりに楽しく暮らしているんだから、自分だけは自分の味方でいてあげたい──「そんなことないよ」「地域によりけりだよ」と心のなかで小さく反論してみました。

ですが…やっぱり多少気になっているのか、最近は外食も飲みも減っております(思いっきり影響されてるじゃないですか…)。いままでフツーに入っていたお店の入口で立ち止まっちゃうんですよね。で、妄想タイム。カウンターにひとり座っている自分の姿を妄想すると、なんか切なくなってしまって、引き返す。で、お家ご飯が増えているわけですが、決して料理に目覚めたわけではなく、料理のデキる女になるぞと意気込んで買ったはずのバーミキュラの出番は月に一度あるかないか…。そんな話を親友に話すと「だと思ったー。でも、男ができたら出番は増えるし、料理もするでしょ(笑)」というズバリな返し。ちなみにこの親友はとても料理上手で、私が男だったら確実に胃袋つかまれてます。

「料理をしない」と言うと「何、食べてるの?」とよく聞かれます。すごい質問だなぁと思いつつ適当に答えていますが、最近はデパ地下とCafé&Meal MUJI率が高いです。デパ地下に頻繁に寄るようになったのは、たまたま買ったあるお店のキャロット・ラペがめちゃくちゃ美味しくてハマったことでした。それ目当てで行くと、ついあれもこれも…という感じです。キャロット・ラペは人参と酢と油ですから、これなら自分でも作れそう! と、スライサーを買って(料理のできない人の典型、形から入るタイプです…)挑戦してみたものの味は再現できず、結局お店に通っております。超簡単な人参サラダすら満足に作れないって…と落ち込みましたが、まあ仕方ないですね(切り替えは早い!)。

「食べる」つながりで映画を1本ご紹介したいのですが(なんという強引な繋げ方…)、私の食生活は呆れるものですが、映画『君の膵臓をたべたい』(通称キミスイ)は、枯れた四十路が号泣してしまうほどの感動作でした。まずタイトルが衝撃的で、原作小説もかなり話題になっていましたよね。どんな内容か──ひとりでいることが好き、本が好き、そんなもの静かな高校生【僕】(北村匠海)は、あるきっかけでクラスメイトの桜良(浜辺美波)の秘密=重い膵臓の病気であることを知ります。そして、桜良が【僕】と同じ図書委員になったことで、2人は距離を縮めていく…という青春映画。10数年前の『世界の中心で、愛をさけぶ』(通称セカチュー)を観たときに流した涙に近い涙だったように思います。

人を好きになったときの何とも言えない心情が伝わってくる、一日の重みが伝わってくる、久々に泣いた映画です。泣いた自分に「まだ、心は枯れていなかった…」とさらに泣けてきました。このキミスイ、映画では原作にはない12年後の【僕】の回想が新たに加わっているので、大人に響く&男性も泣ける映画、デートにもおすすめです(人の恋愛、応援してる場合じゃないですが…)。もちろん、私のように涙活映画としてもおすすめです。今宵はここまで、また次回。
《Elie Furuyama》

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