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柳沢慎吾、ユーモアと知性備えた新キャラの吹替に「ピッタリだな!」『猿の惑星:聖戦記』

全米では7月14日に公開され、興行収入ランキング初登場第1位を獲得、批評家からも高い評価を受けている『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』。このほど、本作に新しく登場するユーモアと知性を

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『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』(C)2017 Twentieth Century Fox Film Corporation
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全米では7月14日(現地時間)に公開され、興行収入ランキング初登場第1位を獲得、批評家からも高い評価を受けている『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』。このほど、本作に新しく登場するユーモアと知性を秘めた猿“バッド・エイプ”の日本語吹き替え版声優を、俳優の柳沢慎吾が務めていることが分かった。

高度な知能を得た猿たちの反乱、人類の文明崩壊、そして猿と人類の戦争という衝撃的なストーリーを描き、まさに世界震撼の大反響を呼んだ『猿の惑星』シリーズ。地球の“支配者”が変わりゆく激動の歴史のうねりが、ついにクライマックスを迎える本作は、全米批評家サイト「Rotten Tomatoes」のトップ批評家による評価でも、高評価が93%(7月30日付)という結果を得ており、「これだけのスケールのメジャー映画で本作以上に優れた作品はない」(Deadline)、「すべての猿たちがあまりにリアルなので、観客は彼らが猿であることをすぐに忘れてしまうだろう」(USA TODAY)など絶賛の声が相次いでいる。

本作では、カリスマ的な主人公のシーザーが、最愛の家族を殺害されるという悲痛なエピソードで幕を開ける。軍隊を統率する人間側の冷酷非情なリーダーである大佐への憎悪に駆られたシーザーは、大勢の仲間を新たな隠れ場所へと向かわせ、自らは復讐の旅に出る。旅の途中、動物園出身で、人間の物資を盗んで生きている奇妙なチンパンジーのバッド・エイプと出会い、大佐の居場所を知る彼に道案内させることになるのだ。

シリーズを通してプロデューサーを務めるディラン・クラークは、「シーザーは暗い旅を続けているが、バッド・エイプに出会うと、シーザーがいつもやらないような行動をする。シーザーにとっての岐路となるちょうどよい時期に出会い、何度も希望の光を灯す」と、バッド・エイプのキャラクターについて明かす。また、シーザーを演じたアンディ・サーキスも「シーザーははじめ、バッド・エイプはたまたま出会った変わり者としか思っていないが、2人の間に共通するものがあると気づき、その後は心を通わせるようになる」と、シーザーにとってバッド・エイプが大切な存在となることを語っている。

そのバッド・エイプの吹き替えを務めた柳沢さんは、オファーを受けた際、「ピッタリだな! って思いましたね」という。「実家の81歳のお袋にも『今度『猿の惑星』の声優をやるんだ』って言ったら、『何役なの?』って聞かれて、『猿』って答えたら『ピッタリじゃん、ピッタリ! 観る、観る!』って言っていました」とふり返る。しかも、「バッド・エイプは、過去にいろいろあったんだけど、シーザーと出会って新たに勇気をもらうんです。良い役ですよね! オイシイ役なんですよ(笑)」とうれしそう。

さらに、吹き替えについては「人間が話しているのを聞いて、言葉を覚えたという設定なので、普通にしゃべると人間になってしまうし、やりすぎちゃうとしらじらしくなっちゃうし、凄く難しかったです。鳴き声も、難しかったですね。オッツオッツオッツオッツって、あんまりやり過ぎちゃうとオットセイになっちゃうので」とユーモアたっぷりに苦労を明かしつつ、「悲しい過去をシーザーに語るシーンで、たっぷり間を空けて話すんだけど、あのシーンで自信が確信に変わったね(笑)」と余裕の発言も!?

見どころとして、「バッド・エイプが、臆病なんだけど、シーザーや友達と出会って変わっていくところも観て欲しいなと思うし、とにかくスケールが大きい作品なので、『えっ』ていうビックリするような映像をお届けしたいと思います」とアピールした。

誰もが知っている結末に向かう誰も知らなかった壮絶なドラマも気になるところだが、柳沢さんの演じるバッド・エイプとシーザーとの関わりとともに、その巧みな(!?)アフレコにも期待したい。

『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』は10月13日(金)より全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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