新宿に行ったことある? 『ブレードランナー』新作に日本文化の影響
SF映画の金字塔が35年ぶりに“新たな物語”を描く『ブレードランナー 2049』のジャパンプレミアが10月24日(火)、都内で行われ…
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リドリー・スコット監督が手がけた前作『ブレードランナー』から30年後の2049年を舞台に、人類とレプリカントと呼ばれる人造人間の共存を脅かす陰謀を、旧型レプリカントを取り締まる捜査官K(ライアン・ゴズリング)が追求する。ハリソンはカギを握る重要人物として、前作と同じ元敏腕捜査官のデッカードを演じている。
映画ファンにとって、まさにアイコンと呼ぶにふさわしいハリソンの登場に、日本の観客も大歓声! ステージ上でもオーラは全開で「この作品を皆さんにお見せできるのは、誇りであり幸せ。日本は前作をいち早く評価してくれた国だからね。本当にありがとう」とうれしい挨拶が飛び出した。
スコット監督から、今回のオファーを受けた際は「驚いた」といい、「スコットはめったに電話なんてしてこないからね(笑)。デッカードを再び演じたいかと聞かれて、正直『う~ん』って思ったけど、胸が熱く燃えるようなすばらしいシナリオに圧倒された。それに監督がドゥニ・ヴィルヌーヴなんだから、お膳立てはパーフェクトだよ」と35年ぶりの続投に至る経緯を説明した。
傑作SF『メッセージ』でアカデミー賞候補になったヴィルヌーヴ監督は「スコット監督が手がけた第1作に続き、日本文化に強い影響を受けている。未来世界を描くデザインやテクノロジー、衣装に至るまで日本の要素が垣間見られるはず。特に広告看板に注目してほしい」とアピール。「ライアン(・ゴズリング)から『新宿には行ったことあるか?』って聞かされたから、もちろんさって答えたんだ」とふり返った。
エレガントなドレスで、プレミアにさらなる華やかさを加えたシルヴィアとアナも、本作には強い思い入れ。「撮影を前に、週6日毎日6時間のトレーニングを受けたわ。マーシャルアーツの特訓も6カ月した。正直、身体的に痛い経験もしたけど、その分、役柄としても自分自身も強くなれた気がするの」(シルヴィア)、「私が演じた役柄には、ミステリアスな要素があるの。映画を観ていない皆さんには説明しにくいんだけど…、彼女がもつ“複雑さ”を演じるために集中したわ」(アナ)と話していた。
『ブレードランナー 2049』は10月27日(金)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。