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クリティクス・チョイス賞発表!『シェイプ・オブ・ウォーター』が最多4部門受賞

アメリカの放送映画批評家協会(BFCA)が選ぶ第23回クリティクス・チョイス賞が発表され、映画の部は『シェイプ・オブ・ウォーター』が作品賞ほか最多4部門を受賞した。

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『シェイプ・オブ・ウォーター』キャスト&スタッフ-(C)Getty Images
『シェイプ・オブ・ウォーター』キャスト&スタッフ-(C)Getty Images
  • 『シェイプ・オブ・ウォーター』キャスト&スタッフ-(C)Getty Images
  • ギレルモ・デル・トロ-(C)Getty Images
  • ゲイリー・オールドマン-(C)Getty Images
  • アリソン・ジャニー-(C)Getty Images
  • ブルックリン・プリンス-(C)Getty Images
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  • ジェイコブ・トレンブレイ-(C)Getty Images
  • サム・ロックウェル-(C)Getty Images
アメリカの放送映画批評家協会(BFCA)が選ぶ第23回クリティクス・チョイス賞が発表され、映画の部は『シェイプ・オブ・ウォーター』が作品賞ほか最多4部門を受賞した。

監督賞とともに作品賞を受賞したギレルモ・デル・トロ監督は、主演女優のサリー・ホーキンスと助演女優のオクタヴィア・スペンサー、脚本を手がけたヴァネッサ・テイラーと一緒に登壇、「女性たちとの仕事を不公平にしてきた全ての人たちへ、私たちとこの場に立ち、この映画を実現させた人たちを紹介させてください」「1つ言わせてください。あなたたちが気づかずにいるものは大きい」と語った。

テレビの部ではリミテッド・シリーズの「ビッグ・リトル・ライズ ~セレブママたちの憂うつ~」が最多4部門を受賞。

ゴールデン・グローブ賞で最多4部門受賞作『スリー・ビルボード』は最優秀女優賞、同助演男優賞、アンサンブル演技賞と俳優たちが評価された。

ドラマとコメディのほか、アクション、SFホラー、と細かくジャンルが分けられ、『ワンダーウーマン』(アクション)や『ゲット・アウト』(SFホラー)といった2017年に大きな話題となった作品も評価された。最優秀アクション映画賞に輝いた『ワンダーウーマン』に主演し、映画での女性の地位を向上させたことで「#SeeHer」賞も受賞したガル・ガドットは「過去数週間、数か月間、私たちは業界や社会に起きたムーブメントを見てきました。この賞を、正しいことのために立ち上がる全ての女性、男性と分かち合いたいです」とスピーチした。

「The Florida Project」(原題)で最優秀若手男優/女優賞を受賞したブルックリン・プリンスは6歳の女の子。授賞発表直後に、同部門で候補になっていた『ルーム』で知られるジェイコブ・トレンブレイ(『Wonder』原題)がブルックリンのもとに行って祝福していた。

主な受賞結果は以下の通り

■映画の部
最優秀作品賞
『シェイプ・オブ・ウォーター』
最優秀監督賞
ギレルモ・デル・トロ『シェイプ・オブ・ウォーター』
最優秀男優賞
ゲイリー・オールドマン『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』
最優秀女優賞
フランシス・マクドーマンド『スリー・ビルボード』
最優秀助演男優賞
サム・ロックウェル『スリー・ビルボード』
最優秀助演女優賞
アリソン・ジャニー『I, Tonya』(原題)
最優秀若手男優/女優賞
ブルックリン・プリンス『The Florida Project』(原題)
アンサンブル演技賞
『スリー・ビルボード』
最優秀脚色賞
『君の名前で僕を呼んで』ジェームズ・アイヴォリー
最優秀オリジナル脚本賞
『ゲット・アウト』ジョーダン・ピール
最優秀撮影賞
『ブレードランナー 2049』ロジャー・ディーキンス
最優秀衣裳デザイン賞
『ファントム・スレッド』マーク・ブリッジス
最優秀編集賞
『ベイビー・ドライバー』ポール・マクリス、ジョナサン・エイモス
『ダンケルク』リー・スミス
最優秀ヘア&メイクアップ賞
『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』
最優秀美術賞
『シェイプ・オブ・ウォーター』ポール・デナム・オースターベリー、シェーン・ヴィオー、ジェフ・メルヴィン
最優秀作曲賞
『シェイプ・オブ・ウォーター』アレクサンドル・デスプラ
最優秀主題歌賞
“Remember Me”(『リメンバー・ミー』)
最優秀視覚効果賞
『猿の惑星:聖戦記』
最優秀長編アニメ賞
『リメンバー・ミー』
最優秀アクション映画賞
『ワンダーウーマン』
最優秀コメディ映画賞
『ビッグ・シック』
最優秀コメディ映画男優賞
ジェームズ・フランコ『The Disaster Artist』(原題)
最優秀コメディ映画女優賞
マーゴット・ロビー『I, Tonya』(原題)
最優秀SFホラー映画賞
『ゲット・アウト』
最優秀外国語映画賞
『女は二度決断する』

■テレビ部門
最優秀ドラマシリーズ賞
「ハンドメイズ・テイル」
ドラマシリーズ最優秀男優賞
スターリング・K・ブラウン「THIS IS US 36歳、これから」
ドラマシリーズ最優秀女優賞
エリザベス・モス「ハンドメイズ・テイル」
ドラマシリーズ最優秀助演男優賞
デヴィッド・ハーバー「ストレンジャー・シングス 未知の世界」
ドラマシリーズ最優秀助演女優賞
アン・ダウド「ハンドメイズ・テイル」
最優秀コメディシリーズ作品賞
「マーベラスミセス・メイゼル」
最優秀コメディシリーズ男優賞
テッド・ダンソン「The Good Place」(原題)
最優秀コメディシリーズ女優賞
レイチェル・ブロズナハン「マーベラス・ミセス・メイゼル」
最優秀コメディシリーズ助演男優賞
ウォルトン・ゴギンズ「バイス・プリンシパルズ」
最優秀コメディシリーズ助演女優賞
メイム・ビアリク「ビッグバン★セオリー/ギークなボクらの恋愛法則」
最優秀リミテッド・シリーズ
「ビッグ・リトル・ライズ~セレブママたちの憂うつ~」
最優秀TV映画賞
「嘘の天才~史上最大の金融詐欺~」
最優秀TV映画またはリミテッド・シリーズ男優賞
ユアン・マクレガー「FARGO/ファーゴ」
最優秀TV映画またはリミテッド・シリーズ女優賞
ニコール・キッドマン「ビッグ・リトル・ライズ~セレブママたちの憂うつ~」
最優秀TV映画またはリミテッド・シリーズ助演男優賞
アレクサンダー・スカルスガルド「ビッグ・リトル・ライズ~セレブママたちの憂うつ~」
最優秀TV映画またはリミテッド・シリーズ助演女優賞
ローラ・ダーン「ビッグ・リトル・ライズ~セレブママたちの憂うつ~」
《冨永由紀》

好きな場所は映画館 冨永由紀

東京都生まれ。幼稚園の頃に映画館で「ロバと王女」やバスター・キートンを見て、映画が好きになり、学生時代に映画祭で通訳アルバイトをきっかけに映画雑誌編集部に入り、その後フリーランスでライター業に。雑誌やウェブ媒体で作品紹介、インタビュー、コラムを執筆。/ 執筆協力「日本映画作品大事典」三省堂 など。

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