※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

今秋は“ノスタルジー”がキーワード!?『泣き虫しょったん』『SUNNY』ほかエモさ満点映画3選

“お祭り映画”に沸く日本映画界、秋は“ノスタルジー”な空気漂う、最高に“エモい”映画が続々と公開となる。今回はその中からひと足早く、注目作をピックアップ!

映画 邦画ニュース
注目記事
『泣き虫しょったんの奇跡』(C)2018『泣き虫しょったんの奇跡』製作委員会 (C)瀬川晶司/講談社
『泣き虫しょったんの奇跡』(C)2018『泣き虫しょったんの奇跡』製作委員会 (C)瀬川晶司/講談社
  • 『泣き虫しょったんの奇跡』(C)2018『泣き虫しょったんの奇跡』製作委員会 (C)瀬川晶司/講談社
  • 『泣き虫しょったんの奇跡』(C)2018『泣き虫しょったんの奇跡』製作委員会 (C)瀬川晶司/講談社
  • 『泣き虫しょったんの奇跡』(C)2018『泣き虫しょったんの奇跡』製作委員会 (C)瀬川晶司/講談社
  • 『泣き虫しょったんの奇跡』(C)2018『泣き虫しょったんの奇跡』製作委員会 (C)瀬川晶司/講談社
  • 『泣き虫しょったんの奇跡』(C)2018『泣き虫しょったんの奇跡』製作委員会 (C)瀬川晶司/講談社
  • 『泣き虫しょったんの奇跡』(C)2018『泣き虫しょったんの奇跡』製作委員会 (C)瀬川晶司/講談社
  • 『泣き虫しょったんの奇跡』(C)2018『泣き虫しょったんの奇跡』製作委員会 (C)瀬川晶司/講談社
  • 『泣き虫しょったんの奇跡』完成披露舞台挨拶
新人監督に無名俳優ばかりながらリピーターが続出中の話題作『カメラを止めるな!』や、8月17日(金)に公開となる『銀魂2 掟は破るためにこそある』など、平成最後の夏にふさわしい“お祭り映画”に沸く日本映画界。そんな中、秋は“ノスタルジー”な空気漂う、最高に“エモい”映画が続々と公開となる。今回はその中からひと足早く、注目作をピックアップ!

■コギャルブームに沸いた90年代が舞台の青春ドラマ!懐かしさ漂うJ-POPの名曲が彩る
『SUNNY 強い気持ち・強い愛』(8月31日公開)


90年代、青春を謳歌した女子高校生の仲良しグループ“サニー”。専業主婦の奈美(篠原涼子)は、ある日、高校時代の親友・芹香(板谷由夏)と再会するが、彼女が末期がんに侵されていることを知る。「死ぬ前にもう一度だけ、みんなに会いたい」という芹香の願いを叶えるため、奈美は再び“サニー”のメンバーを呼び集めるが…。

『SUNNY 強い気持ち・強い愛』写ルンですメイキングカット(C)2018「SUNNY」製作委員会
夢と刺激で溢れていた高校時代と、かつての輝きを失った現在の“2つの時代”が交差して描かれる本作。大ヒットメーカー・小室哲哉が音楽を担当しており、安室奈美恵の「SWEET 19 BLUES」を始め90年代のヒット曲が次々と流れ、コギャルルックや彼女たちの小物に至るすべてが郷愁を誘う。“強い気持ち”と“強い愛”が巻き起こす感動のラストの行方を、ぜひスクリーンで確かめて。

『SUNNY 強い気持ち・強い愛』劇中使用曲全ジャケ写一覧

■映画、青春、そして恋――。危うく、きらめいていた一瞬を描く青春群像劇
『止められるか、俺たちを』(10月13日公開)


舞台は1969年。新宿のフーテン仲間のオバケに誘われて、"若松プロダクション"の扉をたたいた吉積めぐみ(門脇麦)、21歳。彼女の目を通し、若松孝二を始めとする映画に魅せられた若者たちの生き様や駆け抜けた時代を描く。

若き日の若松監督を演じるのは、『実録・連合赤軍―あさま山荘への道程』『キャタピラー』『11.25自決の日 三島由紀夫と若者たち』『千年の愉楽』などで長年、若松監督とタッグを組んできた井浦新。いまや日本映画界を牽引する存在となった白石和彌が監督を務め、師匠・若松孝二と共に駆け抜けた若き日を描きだす。

『止められるか、俺たちを』(c)2018若松プロダクション
自分は何を表現したいのか、何者になりたいのか、何も見つけられない自分への焦り…。全てから取り残されてしまうような言いようのない不安に駆られながら、“何者かになろうと夢みた”若者たちの情熱を映し出している本作。知られざる異才たちのまっすぐで、バカで、愛おしい青春の1ページの記憶は、きっと誰にとっても胸に刺さるものがあるはず!

■1人の夢がみんなの夢に!その“将棋への情熱”が前人未踏の奇跡を起こす
『泣き虫しょったんの奇跡』(9月7日公開)


将棋界に奇跡をもたらした異色の棋士・瀬川晶司五段の自伝的作品(講談社文庫刊)を実写映画化。主演を務める松田龍平ほか、野田洋次郎、永山絢斗、染谷将太、妻夫木聡、松たか子、國村隼といった“主役級”の豪華キャストが集結。第42回モントリオール世界映画祭フォーカス・オン・ワールド・シネマ部門への正式出品も決定している。

幼い頃から将棋一筋で生きてきた“しょったん”こと瀬川晶司は、「26歳の誕生日を迎えるまでに四段昇段できないものは退会」というプロ棋士養成機関・奨励会の規定により、26歳にして人生の目標を失い社会の荒波に放り出されてしまう。一度は夢破れたしょったんが、周囲の人々に支えられながら、史上初めて奨励会退会からのプロ編入という偉業を成し遂げた奇跡の実話を描き出す。

『泣き虫しょったんの奇跡』(C)2018『泣き虫しょったんの奇跡』製作委員会 (C)瀬川晶司/講談社
大きな挫折の苦悩と絶望からの再起を図るしょったんを演じたのは、『青い春』以来16年ぶりに豊田利晃作品で単独主演を務めた松田龍平。奇しくも今年、しょったんがプロ編入の偉業を成し遂げたときの年齢と同じ“35歳”に達した松田さんは、「自分が本当にやりたいことに対して、どれだけ魂を注いでいるかという晶司の気持ちに投影する部分が多かった」とふり返る。

瀬川晶司五段本人も「(松田さん演じるしょったんが)周りから“瀬川さんにしか見えない”と言われることも多かった」と語る通り、劇中ではしょったんの心情の機微や移り変わりが丁寧に表現されている。

『泣き虫しょったんの奇跡』(C)2018『泣き虫しょったんの奇跡』製作委員会 (C)瀬川晶司/講談社
さらにそんなしょったんを支えるのは、個性豊かな人々。自信を持てなかったしょったんの背中を優しく押した恩師、奨励会時代の仲間、将棋道場の席主や、会社の同僚、そして親友…。しょったんの夢を支える人々との熱い人間ドラマは、きっと涙なしでは観られないはず。

また、そんなしょったんの生き様や人間ドラマの数々は幼少期から丁寧に描かれており、劇中では、狭く古びたしょったんの部屋で仲良くこたつを囲む奨励会員たちの姿や、レトロな雰囲気漂う喫茶店など、昭和ならではのどこか懐かしさや温かみのある、独特の空気感も注目となりそう。

『泣き虫しょったんの奇跡』(C)2018『泣き虫しょったんの奇跡』製作委員会 (C)瀬川晶司/講談社
“お祭り映画”を楽しんだら、ノスタルジーな雰囲気漂う“エモさ”満点の映画で癒されてみては?

『泣き虫しょったんの奇跡』は9月7日(金)より全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

関連記事

特集

【注目の記事】[PR]

特集

page top