世界的大ヒットシリーズ「24-TWENTY FOUR-」が、2020年度、テレビ朝日と20世紀FOXが手を組み、初の日本版リメイクを制作&放送することが決定した。アメリカ連邦機関CTU(テロ対策ユニット)の捜査官ジャック・バウアー(キーファー・サザーランド)が、凶悪なテロ事件と戦う姿を描いたアクション・サスペンスドラマ「24-TWENTY FOUR-」。本作は、1シーズン(全24話/24時間)をかけ、1日の出来事をリアルタイムで描くという革新的なスタイルを生み出し、またスピーディーかつスリリングな展開で視聴者を圧倒。シーズン8まで放送され、スピンオフドラマも制作された。今回制作が決定した日本版リメイクは、“テレビ朝日開局60周年記念番組”として、24時間の出来事をリアルタイムで描くフォーマットはそのままに、随所にアレンジも追加するという。オリジナル版のシーズン1では、のちのオバマ大統領の就任で現実となった“米国史上初のアフリカ系アメリカ人大統領”が誕生するまでの24時間を描写したが、今回日本版では、テロのターゲットを女性総理大臣候補に変更し、日本初の女性総理が誕生するまでの24時間を克明に描くほか、日本版ジャック・バウアーの過去の任務は、“海外での邦人人質救出”と“テロ用の化学兵器工場の爆破”に変更。さらに、日本の制度や文化に基づいて設定を適宜更新し、リアルな世界観を作っていくようだ。なお、本作は「AbemaTV」や「ビデオパス」とも連携。刺激に満ちた多角的なプロジェクト展開を仕掛けていく。「24 Japan」は2020年度、放送予定。
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