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ディズニーが「Hulu」の全経営権を獲得へ

ディズニーが、現在コムキャストが保有する「Hulu」の株33%を2024年1月までに買い取り、「Hulu」の全コントロール権を握るという。

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ウォルト・ディズニー・カンパニー-(C)Getty Images
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ディズニーが、現在コムキャストが保有する「Hulu」の株33%を2024年1月までに買い取り、「Hulu」の全コントロール権を握るという。ディズニーはこれまでHuluの67%の株を保有していたが、残りの33%をコムキャストから買い取ることでHuluを完全に子会社化。ディズニーのストリーミングサービスにはすでに1年前からスポーツ番組に特化した「ESPN+」、今年11月にスタートする「Disney+」があり、さらに「Hulu」が加わる形となる。

「Los Angeles Times」紙は、ディズニーがHuluの運営権を握ることはディズニーにも視聴者にもメリットが大きいと指摘する。たとえば、ディズニーは「Disney+」と「Hulu」をセットで契約すれば月額が安くなるというようなプランを提供できるようになり、これは視聴者側としても都合がよいため加入者が増える。「Diensy+」ではディズニー、マーベル、ピクサー、『スター・ウォーズ』系の作品、「Hulu」では「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」のような大人向けの作品を楽しめる。3月にFOXの買収を完了し、有料テレビチャンネル「FX」も傘下に置くディズニーは、「ファミリー・ガイ」や「アトランタ」なども「Hulu」で配信できる。

大人向けの「Hulu」と小さな子どもから大人までを対象とする「Disney+」を手にするディズニー。同紙はこれによって、同社のCEOボブ・アイガーの「ストリーミングサービス独占戦略が加速する」と分析している。

なお、日本の「Hulu」は日本テレビが買収しているため、この件は影響しないとみられる。
《賀来比呂美》

休日は猫とお酒と海外ドラマ♪ 賀来比呂美

大学で映画学を専攻、卒論のテーマに『ガタカ』を取り上げる。卒業後は映画やドラマのロケ地で有名なバンクーバーに留学し、街中に溶け込むベニチオ・デル・トロやアイス・キューブを見かけて大興奮。映画三昧の生活を送る。帰国後、数社を経て雑誌編集者として出版社に勤務。シニアの愛猫と過ごす時間を増やすべく、2016年からフリーランスライターに。執筆ジャンルは映画、音楽、ペットなど。人の話を聞くのが大好きで、俳優、ピアニスト、医師など数百名への取材経験あり。

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