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高橋一生、「スパイの妻」で蒼井優と夫婦役「終わって欲しくない程充実」

俳優・高橋一生が、8Kで制作中の蒼井優主演×黒沢清監督スペシャルドラマ「スパイの妻」に出演することが決定した。

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俳優・高橋一生が、8Kで制作中の蒼井優主演×黒沢清監督スペシャルドラマ「スパイの妻」に出演することが決定した。

1940年代の神戸を舞台に、戦争という時代の大きなうねりに翻弄されながらも、自らの信念と愛を貫き通そうとする女性の姿を描く本作。濱口竜介が、野原位、黒沢監督と共に脚本を担当した。

現在公開中の『ロマンスドール』では蒼井さんと大人のラブストーリーを紡いでいる高橋さんが今作で演じるのは、蒼井さん演じる主人公・福原聡子の夫で、神戸の貿易商「福原物産」の社長・福原優作。

高橋さんは「クラシックな物語性と新しい試み。リズムに還元されてしまいそうな劇的な台詞の数々。初めての黒沢組は終わって欲しくない程充実した時間の中でお芝居をさせていただきました」と撮影をふり返り、「この作品の完成が心から楽しみです」と期待を寄せている。

高橋一生
また音楽は「ペトロールズ」のフロントマンであり、「東京事変」では浮雲の名で活動するギタリスト、長岡亮介が担当することも決定。「欲しいなと思うものを自分勝手に夢想して、そのイメージを歌や演奏に気ままに落とし込んでいく、自分が作る音楽は大体そういう感じでした。今回は作品が放つイメージに自分のイメージを重ねていく、という初めての作業。興味深く加わらせていただきました。シンプルに、を心がけました」とこれまでとは違っていることを告白している。

長岡亮介

ストーリー


1940年、第二次世界大戦前夜の神戸。時代の不穏な空気を感じ取っていた貿易商・福原優作(高橋一生)は、妻・聡子(蒼井優)を残し、甥である竹下文雄と共に満洲に赴く。優作は偶然そこで目にした非道な行いを世界に知らしめなければならないと心に決め、行動に移そうとする。

その頃、聡子は幼なじみである憲兵・津森泰治に呼び出され、優作が満州から連れ帰ったという女の死を告げられる。嫉妬に駆られた聡子は優作を問い詰めるも、やがてその意志を知り、彼の身の安全と2人の幸せのために驚くべき行動に出る。幸福で平穏な日常が戦争という時代の波に翻弄される中、果たして、聡子と優作がたどり着く運命とは?

スペシャルドラマ「スパイの妻」は6月、BS8Kにて放送予定。
《シネマカフェ編集部》

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