このカバーアートは、数々のアメコミを手掛けてきたアレックス・ロスによるもの。ビルが立ち並ぶ街中に降り立ったウルトラマンと、60年代を思わせる日本車も描かれている。
脚本は、「マイティ・モーフィン・パワーレンジャー」「ウインター・ソルジャー」などで知られるカイル・ヒギンズと「セルフ/メイド」のマット・グルーム。作画は、「アベンジャーズ」「ファンタスティック・フォー」などを手掛けたフランチェスコ・マンナ、「キャプテン・アメリカ」のマイケル・チョー、さらに日本人のグリヒルが“おまけコミック”を担当する。
ジードのファンアート描いてたら偶然マーベルからウルトラ関係のお仕事きたのでびっくりでした。ありがとうジード…
— グリヒル (@Gurihiru) June 17, 2020
Alex Ross Stuns with Cover Art for THE RISE OF ULTRAMAN #1 https://t.co/iH1bCCqEh3
「ウルトラマン」は1960年代の誕生から不動の人気を博してきたヒーロー。これまで様々なTVシリーズや映画が登場してきたが、昨年11月、円谷プロダクションとマーベル・コミックが「ウルトラマン」を新しいコミックスとしてシリーズ化するという画期的なコラボレーションを発表し、注目を集めていた。
マーベルのエグゼクティブ・エディター、トム・ブレヴォートは、「ウルトラマンはスパイダーマンやアイアンマンと同じくらいの知名度を持つ世界規模のキャラクターです。その神話をマーベルを通して新しい世代に伝える責任を、私たちは軽く考えてはいません」と、そのスケールに言及。
また、円谷プロダクションの塚越隆行CEOは「マーベルでの『THE RISE OF ULTRAMAN』シリーズのリリースによって、ウルトラマンをグローバルなステージに向けて大きく前進させていきます」と語り、「マーベルが表現するウルトラマンの物語は敬意、品質、創造性の最も高いレベルによって忠実に作成され、ウルトラマンユニバースのストーリーラインを広げてくれます」と語っている。