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全米映画批評家協会賞、クロエ・ジャオ監督の『ノマドランド』が最多4冠

第55回全米映画批評家協会賞が発表された。クロエ・ジャオ監督の『ノマドランド』が作品賞、監督賞、主演女優賞(フランシス・マクドーマンド)、撮影賞の最多4部門で選ばれた。

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『ノマドランド』(C) 2020 20th Century Studios. All rights reserved.
『ノマドランド』(C) 2020 20th Century Studios. All rights reserved.
  • 『ノマドランド』(C) 2020 20th Century Studios. All rights reserved.
  • フランシス・マクドーマンド『スリー・ビルボード』-(C)Getty Images
  • フランシス・マクドーマンド/第90回アカデミー賞(C)Getty Images
第55回全米映画批評家協会賞が発表された。クロエ・ジャオ監督の『ノマドランド』が作品賞、監督賞、主演女優賞(フランシス・マクドーマンド)、撮影賞の最多4部門で選ばれた。ジャオ監督は一昨年も『The Rider』(原題)で作品賞、監督賞を受賞した。

『ノマドランド』は、ジェシカ・ブルーダーのノンフィクション作品「ノマド:漂流する高齢労働者たち」を原作に映画化。リーマンショックで仕事と家を失い、キャンピングカーで全米を放浪(ノマド)しながら働き口を探す女性ファーンに焦点を当てたロードムービー。第77回ヴェネチア国際映画祭で金獅子賞、第45回トロント国際映画祭で観客賞、第46回ロサンゼルス映画批評家協会賞で監督賞など、すでに数々の賞を受賞している話題の作品だ。

同作の映画化権を獲得していたフランシスが、2017年の第42回トロント国際映画祭で上映されたジャオ監督の『The Rider』を鑑賞して才能に一目ぼれ。ラブコールを送って今作の監督にスカウトしたのだという。

ジャオ監督はアンジェリーナ・ジョリー主演の『The Eternals』(2021年11月公開)のメガホンも取っている。

主な受賞者は以下の通り。

作品賞
『ノマドランド』

監督賞
クロエ・ジャオ(『ノマドランド』)

主演男優賞
デルロイ・リンドー(『ザ・ファイブ・ブラッズ』)

主演女優賞
フランシス・マクドーマンド(『ノマドランド』)

助演男優賞
ポール・レイシー(『サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~』)

助演女優賞
マリア・バカローヴァ(『続・ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画』)

脚本賞
エリザ・ヒットマン(『Never Rarely Sometimes Always』)
《賀来比呂美》

休日は猫とお酒と海外ドラマ♪ 賀来比呂美

大学で映画学を専攻、卒論のテーマに『ガタカ』を取り上げる。卒業後は映画やドラマのロケ地で有名なバンクーバーに留学し、街中に溶け込むベニチオ・デル・トロやアイス・キューブを見かけて大興奮。映画三昧の生活を送る。帰国後、数社を経て雑誌編集者として出版社に勤務。シニアの愛猫と過ごす時間を増やすべく、2016年からフリーランスライターに。執筆ジャンルは映画、音楽、ペットなど。人の話を聞くのが大好きで、俳優、ピアニスト、医師など数百名への取材経験あり。

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